タイのサッカー親子にイス軸法を体験してもらう。 | lai-thaiboxingのブログ

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タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。

大阪万博の時に作られた千里ニュータウン。

千里丘陵の緑が多い団地。


その中に、豊中8中がある。


豊中市で一番大きなグランド。

90m〜110mの正規サイズではないけど88mは取れたサッカーのピッチ。


グランド東側のゴール前、左サイドからのセンターリングのボール⚽️を胸トラから左足でシュート。ジャストミートしたボール⚽️は、無回転でゴールに突き刺さった。


何十年も前の中学生のサッカーの試合なんだけど、彼のそのシーンは目に焼き付いている。



 チェンマイから約1000km離れたカンボジア国境の島チャーン島へ急遽行く事に。


折角なので、その途中、バンコク郊外ノンタブリーに住む中学教師をしていた時の教え子に会いに行った。


教え子は、ノンタブリーで、貿易関係の仕事をしている。


子供は3人、18歳の長男、15歳の次男、11歳の三男の3人。


教え子が、彼の家の近くのホテルを紹介してくれたので、そこに宿泊する事に。



朝食バイキング付き、一部屋、550bt(約2200円)日本と違ってタイは、一人幾らではなく一部屋幾らの所が多い。


ホテルに着いて直ぐに、チェンライ県チェーンコーンで環境保全の為の植林活動についてのZOOMミーティングに参加した。


その間、会長と会長の妹、会長の従姉妹とその子供は、ホテル横のレストランで食事。


ZOOMミーティングが終わってから、自分もレストランへ。


教え子は、その時間、タイのプロリーグのサッカーチームの下部組織に入っている息子とサッカーの自主練習をしていた。


その練習に間に合いそうにないので、教え子に、練習が終わったらホテルに来て欲しい、と連絡した。


練習が終わってから教え子は、彼の息子達と一緒にホテル近くのイサーン料理の店に、誘ってくれた。


自分は、既に食べていたけど、折角、教え子が誘ってくれたので、一緒に行く事に。


そして、会長と会長の従姉妹の子達も呼んで、食事の場所に。


彼の息子は、18歳、15歳、11歳の3人。


教え子は、中学時代、優しく、真面目な子だった。

それを受け継いでか、皆んな優しそうな子達だった。


長男が、特に気配りが出来る子で、人当たりも良く、こんな気の利く子はあまりいないな、と感心した。


次男は、丁度、あの時の教え子と同じ年頃の子である。


父親に、チェンマイに連れて行かれてムエタイジムに放り込まれる、と脅かされていたようで、表情は硬く、ちょっと構えていた。


三男は、子供子供していて、お父さんにまとわりつくような感じで、お父さんの事が大好きなのが伝わってくる。


仲の良い暖かい雰囲気の親子。


あの時のサッカー少年が、子供3人の父親になっている。何とも言えない不思議な感じである。


食事の後、ホテルのロビーに彼らを呼んだ。


そして、ホテルのロビーで、イス軸法の上下軸についての体験会を開いた。


硬かった表情の次男君の顔が変わって行く。


15歳で18歳のカテゴリーの選手に混ざって練習や試合をしている彼には、フィジカルコンタクトと俊敏性は課題の一つである。




5秒で変わるよ、と、自分は、イス軸法の体験会をする前に親子に言ったが、彼らは、最初は、半信半疑だった。


それが、

筋肉の可動範囲が変わる。

当たり負けしなくなる。

身体のキレが増す。




イス軸法前


イス軸法後。


次男君の硬かった表情が柔らかくなり、そして、最後は笑顔になった。


教え子に、イス軸法創始者西山先生のYouTube動画『イス軸法の教科書』を紹介した。




イス軸法を続けてくれて、体軸が定着してくれたらな、と、思う。


「人数を集めてくれたら、チェンマイから体験会を開きに来るで!」と、教え子に言った。


教え子に会うのは9年ぶり、教え子を指導したのは、何十年振りである。


『縁』を感じる。


サッカーの教え子には、どの子にも、

「ラインを上げろ!」と言って来た。


これは、サッカーのゲームだけの事ではない。人生に於いても。


次、また、教え子親子に会うのが楽しみになった。