タイ北部チェンライの山岳少数民族の村に沈む夕陽。
タイ🇹🇭では、よく見るんだけど、日本🇯🇵では、ほとんど見ないもの。
最初、タイ🇹🇭に来た時に、自分は、その使い方に少し戸惑いました。
日本🇯🇵には無いんだから、戸惑うのも当然かも知れません。
それは、タイ🇹🇭のシャワー。
シャワーの温水器です。
タイ🇹🇭では、ホテルやコンドミニアムに、電気式温水器が付いている所が多いです。
タイ🇹🇭北部は、寒季になって、これから気温が下がって来ます。
昼は、日本の5月位の陽気でも、日が暮れると放射冷却で肌寒く感じます。
特に山岳地帯では、気温が10℃を下回る事もあります。
暖房器具のない10℃は、想像するよりも寒く感じる事でしょう。
日が暮れてから、冷水のシャワーは、よっぽど慣れてないと、浴びるのに気合いがいるし、風邪をひく原因にもなります。
冷水のシャワーしかないゲストハウスに泊まる事になったのなら、まだ、陽がある内にシャワーを浴びた方が良いと思います。
先日、冷水しか出なくなっていた娘の部屋のシャワーの温水器を新たに買いに行きました。
ホームセンターに行くと色んな種類の温水器が沢山展示されてました。
日本🇯🇵では、ほとんど見ない光景。
沢山展示されているのは、それだけ需要があると言う事です。
3000、4500、6000とワット数が違います。
パワーが増せば、それだけ勢いよく暖かいお湯が出ます。
結局、自分は、店員の勧めで、4500wの日立の温水器を買いました。
買って3日後に、ホームセンターから職人が3人派遣されて来て、取り付け作業をしてくれました。
温水器の値段は、取り付け料込みの値段です。
結構便利なんだけど、日本🇯🇵では見ない代物。
日本🇯🇵から、これから気温が下がってくるタイ🇹🇭北部の旅行を計画されている方、特に、田舎のリーズナブルな宿泊施設を考えられている方へ、ちょっとしたアドバイス。
田舎のリーズナブルな宿泊施設では、この電気式温水器のワット数が低いものが、時々あります。
それは、電気式温水器の値段がワット数が上がると高くなる事から、設備投資を節約している場合もあります。また、タイの人々が元々熱いシャワーを浴びる風習が無かった、と言う事もあります。
ただ、熱いホットシャワーに慣れている日本🇯🇵の方には、冷たいシャワーは身体に応えるでしょう。
冬の日本🇯🇵から来て、冷たいシャワー、と言うのは、身体の方が拒否反応を起こすかも知れません。
特に、3000kwのシャワーだと、おそらく日本🇯🇵から来た方々には、冷たく感じられるでしょう。
バスタブが付いている部屋で、しかもジャグジーと喜んでいても、電気式温水器のワット数が低いと、日本人が期待している熱いお風呂にはならず、下手をしたら冷水風呂になりかないです。
ただ、ワット数が低い電気式温水器でも、実は、ある程度、ホットなシャワーになるテクニックがあります。
それは、水の勢いを落とす事です。
上の娘の部屋の電気式温水器ならどこを触れば良いか、分かりますか?
先ずは、温水器に電気が来てるか確認して下さい。
電気が来ている時は、丸いダイヤルの上の方にあるランプが光ります。
もし、電気が来て無かったら、電気式温水器の左したの部分が少し下に飛び出ていますので、それを押し上げて下さい。
そして、丸いダイヤルを一番ホットまで回してシャワーの水を出して下さい。
そして、最高にホットの位置にダイヤルを回してもぬるければ、水の勢いを下げていきます。
どこを触れば水の勢いが変わるか、上の写真にはその場所は見えません。
機種にもよりますが、娘の部屋のシャワーの場合は、動画内の青いパイプにレバーがあって、それで調整します。
3000kwのシャワーだと、熱いお湯を出すには、多分、水の勢いは、チョロチョロになるかも知れませんので、部屋に泊まる前に確認出来るのなら、確認された方が良いかも知れません。
以上、北タイ🇹🇭、ちょっとした生活の知恵でした。