息子の現状。 | 多発性硬化症ダイアリー

多発性硬化症ダイアリー

2016年7月中旬、足から胸までの圧迫感が出て、1週間経過し総合病院で難病の「多発性硬化症」と診断される。徐々に進行する病。

 ご無沙汰のブログ。


私の多発性硬化症の症状状は全く変わらず。問題なく。多発性硬化症と更年期で疲労感は倍増。


息子のサッカー留学の話は、社会人サッカーに所属してからアメリカの大学からいくつかオファーを受けた。

まずは、カリフォルニア州立大学。

オファーの条件は

授業料の一部奨学金だけ。その上、ロサンゼルス校は授業料を出して入学したいという大人気の為、奨学金が出なくても強い選手があつまるらしい。ちなみに、奨学金なしの授業料は年間500万円。今は1ドル160円換算するともっと上がるかも。で、生活費が寮に入ると月に寮費が16万円。寮に入れないと、それ以上。年間で、、、その上、小遣い。

はっきり言って、無理。


息子は、ロサンゼルスには行きたかったようだが、あきらめて、他の大学のオファーを待った。

マサチューセッツ州の大学からオファーがあり、

奨学金は授業料全額支給。でも、寮費、食費は実費。


と同時に

アリゾナ州立のカレッジからオファー。

フルカバー奨学金。授業料、寮費、食費、部費、国内遠征移動費無料。でも、砂漠地帯のど田舎。


フルカバー奨学金のアリゾナ州立大学を選んだ。

奨学金フルカバーとはいえども、アメリカ在住時の生命保険、VISA申請の銀行残高証明書等でアメリカ留学費に500万円は銀行残高にないと難しい。銀行は大学から全額奨学金が出ると教育ローンとして融資してくれない。


円安、アメリカの物価高。


でも、なんとか、今月末に息子はアリゾナへ渡米することになる。


全額奨学金の待遇もめちゃくちゃいい。


まず、監督から空港まで朝迎えを出すから前日に到着してホテルに宿泊するようにと指示がくる。ホテル代は支払ってくれるらしい。一般の留学だと、自力で学校まで行かなくてはいけないんだけど、、、


そして、VISA申請。フルカバー奨学金だと、全く疑われずに二言話すだけで留学VISAを出してくれる。


そこそこの日本の大学に高額な授業料を払って進学より、全額支給のアメリカのカレッジに進学の方が息子には色々と経験できて正しい選択だった。


高校進学から、全て自分で決めて、親は何も言わず黙ってサポートしていただけ。


我が息子、今のところ経済的に親孝行している。


日本の中で学歴を持つことより、日本を出て色々な人間と出会って世界を広める経験ができる方がいいのかもなあー。