もう日付は変わり~昨日の晩ご飯。
手前の丸いやつは好きじゃなかったみたいで1個だけ食べた。
先週木曜日から、すっかり寝たきりの生活になってしまって…
ご飯も自分で口に運ぶ力もなくなってしまった。
それから毎日通い…
少しでも栄養を…と思いのどごしの良いプリンやゼリーを買って食べさせて
晩ご飯を食べさせて…
ちゃんと食べてくれるから…救い♡
本人も《死》を意識しているようで…
昨日は、ワタシに
「お前を育てておいて良かった」
「こんなに優しく、いい子に育ってくれた…」と言葉を絞り出すように言ってくれた。
ワタシは小さい頃、両親が離婚し…
ほぼ父方の祖母に育てられ
このばあちゃんが居なければ
恐らくワタシは施設で育つことになっただろうと思う。
たくさんの愛情を苦労しながら育ててくれた事、本当に感謝しているから
苦しいかもしれないけど
ばあちゃんには1分…1秒でも長く生きててほしい。
心臓がもう限界…という先生の言葉。
うちのばあちゃんは、今までにも
もうダメだ…と何回も言われても乗り越えてきた強い人。
ワタシは最後まで奇跡を信じていたいから…
だけど、病院に通いおしゃべりしてご飯食べさせる事しかもう出来なくて
なんの恩返しも出来ない。
91歳でもアタマはしっかりしているけど、最近は何かを話し出しても、途中で思うような言葉が出なくなるみたいで
なかなか肝心なところが伝わってこない。
時々、「生きてるうちに…」と言うものの
あとの言葉が出てこなくて
何を思って何をしたいのかが分からない。
きっと、思い残してる事があるんだろうね。
苦労ばかりの大正13年生まれ。
ワタシは、この手に育てられました。