10月26.27日は、八ヶ岳に行って来ました。

初めての山小屋泊です。
桜平駐車場(上)に止めましたが、ここまでの道は、ほぼ未舗装で、ゆっくり走らないと危ないです。パンクの危険性も高いので、要注意ですね。
桜平駐車場は、上、中、下とあります。(中)は、広くて60台程止めれるのと、トイレ(現在は、コロナの影響で閉鎖中)があります。少しでも登山口に近い(上)に駐車。
登り始めは、簡易舗装路を行きますが、なかなかの急勾配で、いきなり疲れてしまいます。それでも1時間半程でオーレン小屋に到着。チェックイン予定の10時前に到着。
このオーレン小屋は、GoToトラベルが利用出来ます。通常、夕食、朝食がついて、2名で2万円ですが、35%オフで、13000円。更に地域クーポンが3000円分が付いてるので、ホントにお得。そして、基本的に個室です!窮屈な雑魚寝のイメージが強い山小屋泊ですが、ここなら安心。
さて、チェックインを済ませて、初日は、天狗岳を目指します。まずは、箕冠山を登りると根石岳と西天狗岳が見えました。東天狗岳は、まだ根石岳に隠れてます。
根石岳を越えると、東天狗岳も見えました。
東天狗岳に登る前に、ランチタイム。
おでんです。
のんびりし過ぎて時間がなくなり、今回は、東天狗岳だけにします。
天狗岳は、今年1月に息子と黒百合ヒュッテ側から雪山登山で来てますが、今回は、その反対側から登りました。こっち面の方が、荒々しい感じがしました。高所恐怖症だと少し怖いです。
この橋みたいなのが安定感がなくて、崖下の方も見えてしまうので、怖いんですが、嫁は平気アピール。見てる方が怖いし。
岩場を降りてしまえば、後は、さっさとオーレン小屋へ。到着して直ぐに、お風呂へ。そう、オーレン小屋は、お風呂もあります。
因みに、部屋は、3人でも余裕のある感じの広さ。2階の角部屋でした。
さてお待ちかねの夕飯ですが、この小屋の名物料理、桜鍋です。
馬肉のすき焼きですね。少し甘目の醤油ベースの割り下で、馬肉は全く臭みもなく柔らかくてメチャ美味でした。
ご飯大盛りにして頂きました。
食後は、部屋でくつろいでいると、あっという間に、爆睡していました。小屋内は、それなりに客が居ましたが常識のある方ばかりで、夜もとても静かに過ごせました。

朝食は、こんな感じ。
チェックアウト後は、小屋に荷物を預けて、硫黄岳に向かいました。
樹林帯を登り20分程で、夏沢峠に到着。奥に硫黄岳の爆裂火口が見えてきました。
僕達が行った翌日に熊が出没したらしい。
ここから少し勾配がキツくなり、北側の斜面なので登山道には、雪が残ってます。


1時間程で頂上に到着。
横岳までは行きたかったんですが、嫁のスピード、体力では、タイムオーバーは、目に見えていたので断念して、峰の松目に向かう事にしました。
爆裂火口側じゃない硫黄岳の姿。
「赤岩の頭」に到着。若者4人が楽しそうに大騒ぎしてます。楽しいのは良い事ですが、僕は、山は静かな方が好き。早々に立ち去り「峰の松目」へ向かいます。
このルートは、あまり人が通らないのかも。
一旦下って再び急登が現れますが、直ぐに頂上に到着。見晴らしは良くないですね。八ヶ岳全体が見渡せるって書いてあった気がするけど。
ここからは、オーレン小屋に向けて下りますが、樹林帯の北斜面なので、雪が結構残ってます。
嫁は、初めてのチェーンアイゼン装着。
全く滑らないので、感動してました。
オーレン小屋に到着は、丁度昼頃になり、小屋でカレーを食べ、桜平の駐車場へ下山します。
八ヶ岳は、苔でも有名ですよね。
とても綺麗な苔が全体に広がっていました。

夏沢鉱泉から下には、熊の目撃情報の看板が所々にあり、ベルは、しっかり鳴らした方が良いですね。先日購入した熊撃退スプレーは、家に忘れてきていました。😅

今回は、GoToを利用した山小屋泊登山を満喫してきましたが、このオーレン小屋、多分、冬季は閉鎖になると思います。来シーズンも来たいなぁと思える場所でした。