こんばんは!
らふらんすです。
9月初めになると、今でもよく思い出すことがあります。
それは、高校1年生の夏休み明けの日(始業式)のことです。
その日は全校朝会→各クラスでの活動→授業なしで下校(部活ありの人はお弁当持ちで活動)。
朝イチは、全校生徒が体育館にクラスごとに並び、朝会が始まりました。
次は、校長先生のお話です~と司会から告げられた次の瞬間に壇上に校長先生がニコニコしながら登場しました。
「みんな、元気だった?」
「私は、みんなが元気だったら、それだけで嬉しいわ」
「挨拶終わり!」
校長先生は、上記のことを仰って壇上から颯爽と下りていきました。
私は、あまりにも短い言葉に呆気にとられたのでしたが、次の瞬間もっと驚いたことがありました。
高2高3の先輩方が、静かに拍手していたのです。
※ヒューヒューなどと声を出す類いの冷やかしは一切無くて、温かい空気がそこに流れていたように感じました。
後から聞いたことがありまして、校長先生に対しての尊敬と信頼があったようです。
校長先生も卒業生で、生徒達をおおらかに見守ってくださっていたと知りました。
素敵な校長先生のいらっしゃる学校に入学出来たことを嬉しく思った出来事でした。
でも半年後に定年退職すると知った時には、残念に思ったのでありました(涙)。
※私の通った高校は卒業生の教員もいましたが、何故かウチの高校が好き過ぎて母校愛に近いような感情を持って生徒に接する方々が多く、教員のキャラが濃くて面白かったです(笑)