私が中学生の頃の話。
東京から新幹線に乗って、岡山で3泊する予定で出掛けました。
※父が仕事の都合で同行しておらず、母と兄、私の3人で旅行してました
1日目は、倉敷の美観地区を観光。
母は、ふらりと入った食器屋さんでガラス作家さんのワイングラスに魅せられた様子で、暫くのあいだ作品を眺めていました。
その時に購入したワイングラスは、今でも実家にあります。
ホテルにチェックインする前、夕方の涼しい時間帯に兼六園を散歩できまして、3人でお喋りしながら鯉にエサをあげたり、抹茶とお菓子をいただいたり、ゆったりとした時間が過ごせて良かったです。
その夜、母は何を思ったのか?
兄と私にある提案をしてきました。
母は、翌日から高知のよさこい祭りのシーズンだと知ったらしく、3泊する予定のホテルをキャンセルして、高知でよさこい祭りを見たい!と言い出しました。
兄と私、何を言っているの?とビックリしましたが、ここからの母の行動が凄かった⭐️
ホテルのフロントに行き、電話帳(懐かしい~NTTのタウンページと呼ばれてました(笑))を借りて、高知市内のホテル、旅館に電話を掛け続けまして、何とか1泊だけ部屋を抑えました。
次に、ホテルと交渉して1泊だけキャンセルして、3泊目はホテルに戻る旨を伝え、荷物を無料預かりにして貰いました。
翌日、朝早くにホテルを出発して、岡山駅へ向かいました。
電車の切符は、母がみどりの窓口(これも懐かしい響き(笑))へ行き、あっという間に手配して、高知へ向かいました。
高知へダイレクトに向かいましたと書きたいのですが、高松で途中下車しまして、有名な金刀比羅さんへ参拝に行きました。
しっかり最奥の本殿まで行ってきました。
もう足が…膝が…階段を下りてきたところで体力の限界を迎えました(笑)
中学生の身体にも堪えるほどでして、かなりキツかったです。
当時は、毎日のように運動(テニス部でした)していたから体力はあると思っていたのに、ご飯を食べるのが辛いくらいでしたね~(笑)
讃岐うどんは大好きでして、本場に行ってしっかり味わいたかったのに…本当に惜しいことをしました。
高松からは、特急列車で高知までノンストップで行くことになりましたが、ここからの旅程が長く辛いものになりました(涙)
私は、車に酔いやすい体質。
特に横揺れにはとても弱く、電車に乗っているだけなのに気持ちが
悪くなってしまって大変でした。
高松~徳島~高知と進んで行くのですが、山の中を進んで行くこともあり…もう無理!と心の中で何度叫んだことか(笑)
途中停車駅に後免(ごめん)駅があるのですが、当時桃鉄をやっていたこともあり、駅のプレートを見た時に心が和みました。
何とか高知駅まで着いた~と思ったのは私だけで、2人とも元気でしたからホテルにチェックインして、早めの夕食を取りに出掛けることになりました。
私は1人ホテルのベッドで休みたかったのですが、足を引きずり出掛けたのを覚えております(笑)
夕食は、ホテルの人に紹介してもらった、はりまや橋近くの海鮮居酒屋へ行きました。
お料理が美味しくてビックリ!
頼んだもの全て当たりメニューで、移動疲れが一気に吹き飛ぶお料理の数々に大満足だった記憶があります。
私は、夕食に満足していたから、肝心のよさこい祭りは別に見なくてもいいかな?と思いまして、お腹いっぱいだからホテルに帰りたいと
母に言いましたら…何を言っているの?という顔をされて、その後はよさこい祭りを見に3人で行きました。
メイン会場とサブ会場へ行ったような気がするのですが、あまり記憶がありません(笑)
翌日、高知のホテルをチェックアウトして、特急列車に乗り岡山へ向かいました。
事前に酔い止め薬を飲んだら、少しはマシだったような状況でしたね。
岡山で1泊して、東京に帰りました。
母の行動力に脱帽した夏の旅行でした⭐️
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240711/15/laflance2008/6d/f7/j/o0607108015461867996.jpg?caw=800)
昨年末、家族のお疲れさまランチで飲んだ高知のクラフトソーダです。
さっぱりしていて美味しかった♪