身体に意識をむける | ひびのおと

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メモ代わりに日々のなかで気持ちが向いたことを更新 
千葉県市川市で治療院を経営しているので健康に関する内容が多いです

〈腕を頭上に動かしたとき骨盤周辺の緊張に邪魔をされて挙げにくいケースがある〉

 

腕を挙げにくいということは肩関節に負担がかかる

腕だけではなく胸郭も骨盤周辺の緊張が影響して呼吸が制限される

胸郭と骨盤が引き付け合うことで体幹の緊張が強く腰痛や下肢の神経痛になりやすい

呼吸が制限されることで呼吸補助が腕神経叢を圧迫して上肢の神経痛になりやすい

背中のカーブが強くなることで頸椎にも負担がかかる

 

 

腕を頭上に挙げる動作から骨盤周辺の緊張を感じることがあります

その影響を上の5つくらいは頭に浮かびます

 

私は基本的にそれを説明しながら施術をします

そのほうが効果がでたときに施術部位との因果関係が明確になることが理由

 

患部とは離れた部位の緊張が主訴を起こしていることを実感することができるわけです

そこから日常生活で意識することや効果的なストレッチに対するモチベーションも高くなります

 

 

しかし今の子どもたちが治療院に来る頃には違うアプローチが必要になるように思っています

 

生活環境が変化するなかで自分の身体を意識する場面は減少しているようです

それがスタンダードな日常生活になると身体に意識を向ける練習から始めるようになるのかもしれません