ラテラルライン メモ | ひびのおと

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身体の両側で足の内側と外側の中間点から、外果を通り、下腿部と大腿部の外側面を上がり、交差しながら体幹を走り、頭蓋骨の乳様突起まで達している。


動作時は、ラテラルラインは脊椎の側屈、股関節の外転、足の外返しを起こす。

また、体幹の側方運動や回施運動に対して調整可能なブレーキとしても機能する。


ラテラルラインは体の静止状態においては、テントの支柱を連結させるガイドワイヤーのように機能し、体の左右のバランスをとっている。

また、人間の動作においては、ラテラルラインは動作を生み出すよりも、抑制している場合が多い。

世界の中で、われわれの方向を特徴づける屈伸をコントロールし、エネルギーの無駄を防ぐために側方への動きを抑制している。


《後頭骨稜・乳樣突起》-頭板状筋・胸鎖乳突筋-《第1肋骨と第2肋骨》-外肋間筋と内肋間筋-《肋骨》-外腹斜筋-《腸骨稜・上前腸骨棘・上後腸骨棘》-大殿筋・大腿筋膜張筋--腸脛靱带-《脛骨外側顆》-前腓骨頭靱带-《腓骨》-腓骨筋-《第1中足骨底と第5中足骨底》