体側のアプローチ | ひびのおと

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メモ代わりに日々のなかで気持ちが向いたことを更新 
千葉県市川市で治療院を経営しているので健康に関する内容が多いです

腸骨稜と肩甲骨を中心とした施術



側臥位で上側の下肢(右半身をベッドにつけていれば左脚)を牽引


体幹の前後にある緊張を確認


前が緊張していれば腸骨稜の大腿筋膜張筋 外腹斜筋の付着部に持続圧 


後ろが緊張していれば腸骨稜の腰方形筋 脊柱起立筋の付着部に持続圧



上側の腕を回すことで肩甲骨にかかる緊張を解消


僧帽筋 菱形筋 前鋸筋 肩甲挙筋が対象


必要に応じて小胸筋 斜角筋 広背筋 胸鎖乳突筋などもアプローチ



ほとんどのバレエダンサーが疲労しているので、緊張を解消することで動きが大きくしなやかになる。



あるダンサーで、上記のアプローチ後に臀部が気になったケースあり。


パッセやアラベスクであげた脚側の臀部が、「もっとこう(外側にのびる感覚)動いてほしいです」「反対側は(実演)こう自然な感じなんですけど、いつもこうなってしまって…」というリクエスト。   


文字で表現は難しいのですが、大腿部後面が邪魔をしている印象でした。



できない動きから推測して、内側ハムストリングに筋膜リリース。


膝関節の少し体幹よりにあった緊張を解消。


パッセやアラベスクの動きが改善しました。