目の見えない白鳥さんとアートを見に行く / 川内有緒 | ひびのおと

ひびのおと

メモ代わりに日々のなかで気持ちが向いたことを更新 
千葉県市川市で治療院を経営しているので健康に関する内容が多いです

見えない人と見るからこそ、見えてくる!
全盲の白鳥建二さんとアート作品を鑑賞することにより、
浮かびあがってくる社会や人間の真実、アートの力。

「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」
友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。

視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。
そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。
見えない人とアートを見る旅は私たちをどこに連れていってくれるのか。

軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!

集英社インターナショナル 公式サイト

ナビゲーションを切り替え
書籍情報 > 単行本 > 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
電子書籍
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
川内有緒

¥2,100(本体)+税   
発売日:2021年09月03日

【2022年 Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞 受賞作】

見えない人と見るからこそ、見えてくる!
全盲の白鳥建二さんとアート作品を鑑賞することにより、
浮かびあがってくる社会や人間の真実、アートの力。

「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」
友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。

視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。
そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。
見えない人とアートを見る旅は私たちをどこに連れていってくれるのか。

軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!

岸田奈美さん(作家)推薦
「誰かとわかりあえない寂しさを、幸福な余白に変えてくれる本でした」

 特設サイト 公開中!!
ネット書店で購入する
立ち読みする
LINEで送る
商品情報
書名(カナ) メノミエナイシラトリサントアートヲミニイク
判型 四六判
装丁 佐藤亜沙美(サトウサンカイ) 装画:朝野ペコ
ページ数 336ページ
ジャンル ノンフィクション
ISBN 978-4-7976-7399-9
Cコード 0095
刷数 第9刷
著者略歴

川内有緒(かわうち・ありお)

ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。
映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。
行き当たりばったりに渡米したあと、中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で、新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。 著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』(以上幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)など。
白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画『白い鳥』の共同監督。 
現在は子育てをしながら、執筆や旅を続け、小さなギャラリー「山小屋」(東京・恵比寿)を家族で運営する。 趣味は美術鑑賞とD.I.Y。「生まれ変わったら冒険家になりたい」が口癖。