坐骨神経痛の治療 | ひびのおと

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千葉県市川市で治療院を経営しているので健康に関する内容が多いです

60代男性の患者さま。

前立腺ガンの手術後1週間の安静を維持。

筋力が衰えた影響か坐骨神経痛が悪化してしまいました。

施術をすると楽になるものの、2~3日で症状が戻ってしまいます。

 

ロボット支援手術だったのですが、さすがに内臓の一部を摘出したので腹部から大腰筋へのアプローチはひかえていたことも効果がでなかった理由の一つ。

 

術後から1ヶ月以上して、反応を確かめつつ大腰筋・腸骨筋に筋膜リリース。

左大腰筋のガッチリ固くなった部分を改善すると、症状の改善が持続するようになりました。

 

その後も日により坐骨神経痛がでることがあります。

仕事で長時間立つと夕方には歩行が不安定になる状態。

 

効果があったのは左梨状筋の持続圧。

 

 

梨状筋の緊張は坐骨神経を圧迫することで神経痛の原因となります。

 

当然それまでも施術はしていました。

しかし今回は40分以上かけて丁寧に緊張を解消。

 

持続的に圧を加えたり、下肢の回旋を利用して筋膜リリースなど。


革のように固かった手応えが、だんだんと筋肉らしい感触に変わってきます。



効果があったようで、翌日にメールをいただきました。

 

『坐骨神経痛のツボ効いてます。 歩きが数年前の状態に戻ったようです。』