久しぶりにベア・グリルスの
『MAN vs. WILD』を観た。

メキシコに行く予定は無いが
ノウハウは面白い。


■サバイバルの優先順位は、
P・R・W・Fになる。

P…protection(保護)
R…rescue(救助)
W…water(水)
F…food(食料)


■一見すると、乾いて干上がった川でも
大きな岩の下等に、水が残ってる事がある。

※高度が高い場所での発見は難しいが、
高度が低くなると見つかる確率が高まる。







■蛇の目線の高さ(地面に近い)に
位置した場合、襲われやすいので
攻撃に注意する。



■よく知らない虫や植物を
食べねばならない場合は、
まず口の中に含んでみる。

口内に強い刺激等があった場合は、
食べないようにする。




■野生動物は、行動範囲が広いので
無闇に罠を仕掛けても捕まえにくい。




■野生動物は、効率良く動ける道を
通ったり好んだりするので、
岩の間や樹に架かる枝などは、
罠を仕掛けるポイントになる。






■シェルターを作る場合は、差し掛け式等
小さくて単純な構造のタイプが便利。
大き過ぎると、風や雨が入ったり
シェルター内に熱を蓄えにくい。






■スカンクは、狂犬病ウイルスを媒介し
悪臭を放つ分泌液は、一時的ではあるが
視力を奪うほど強力なので注意する。
万が一、罠などに掛かってしまった場合は
シャツやジャケットなどを盾にして
素早く捕まえ処理するか、逃がす。




■野生動物を捕まえて調理する場合は、
臭い袋や臭腺のあるお尻付近は捨てる。
肉はウイルスや寄生虫が居るものと考え
必ず十分に火を通してから食べる。






■夜になると気温が一気に下がる地域では、
就寝する時にシェルターの周りに
焚き火を広げて熱源を確保しておく。






■日中に気温が高くなる地域では、
暑くなる前に行動を開始する。




■中が空洞になっている枝があれば、
草や炭を詰めこめば、浄水ストローになる。



※gravel layer…砂利


■蜂が近寄ってきて身体にとまった場合、
叩き付けると刺されるので、
やたらと動かないように注意する。




■蜂に刺された場合、
アナフィラキシー・ショックを
引き起こす事があるので注意する。

アナフィラキシー・ショックを起こすと
目の周りが腫れ出したり、
呼吸困難になったりする。




■ガラガラ蛇の類いは、
人が近づいて来ても逃げないため、
突然襲われる事も多いので、
生息地域を歩く時は注意する。




■もしガラガラ蛇に追われて
逃げられない場合は、蛇の身体を押さえつけ
石や木の枝(重い)等で頭部を潰すか、切る。





※生きてる蛇を処理する時は、
必ず横から押さえつけて頭部を潰すが、
絶対に正面から対応してはいけない。




■蛇を倒した時は、本当に死んでいるかを
十分に確認してから、胴体と頭を切り離す。
蛇の毒は、蛇が死んでからも
数時間はその効力があるので
切り離した頭部は、必ず土の中に埋める。




■蛇を食用にする時は、寄生虫が多いので
必ず火を通してから食べる。




■野外の焚き火で調理する場合、
手をかざして5秒ぐらいで
熱さが伝わる位の高さで、よく焼く。



※肉の色が変わり、繊維状に割けたら
食べられるサイン。




■サバイバルで重要な事は、
経験に裏打ちされたスキルと知識、
必ず生還するという強い意志

…だそうな。





ベア・グリルス曰く、
大自然は、敵でも味方でも無いらしい…




久しぶりにベア・グリルスの
『MAN vs. WILD』を観た。

スマトラでサバイバルする事は無いが、
ノウハウは面白いのでメモしておこう。


■アシやガマ等の植物が密生する場所で
歩きにくい場合は、後ろ向きになり
体重を利用しながら植物を倒していくと、
歩きやすい。





■周りが見えないジャングルでは、
進んでいるつもりでも、同じ場所を
グルグル回ってしまいう事があるので
常に自分の足跡を確認するか、
一定間隔で目印をつけておく。







■沼地は、病原菌が多いので
怪我などからの感染に注意する。





■ジャングルで調理や野営をする場合、
新鮮な水が手に入る川や水源から、
あまり離れず、少し高い場所を確保する。



■ジャングルは湿度が高いので、
濡れてる木や草が多いので、
火を焚く場合は時間が掛かる。
枯れた竹などがあれば、それを削り、
焚き火の火口として利用する。





■ジャングルでは、常に足が濡れて
塹壕足炎(壊死)になりやすいので、
靴の中に水がたまってしまうようなら
小さな穴を開けて、水を排出する。





■熱帯の地域では、1時間あたり
2リットル程度の水分を失うので
脱水症状にならないよう注意する。



■ジャングルで飲み水を探す場合、
太い竹の中に水が溜まっていたりする。



■赤道直下では、陽が傾くと
すぐに辺りが暗くなるので、
野営をする場合は、早めに準備する。



■捕食動物やワニが居る地域では、
地べたにシェルターは作らないようにする。



■雨が降ると、魚は深く潜ってしまい、
川が濁ってしまう事もあるので、
魚を捕る場合、雨が降ってない時にする。














久しぶりにベア・グリルスの
『MAN vs. WILD』を観た。

シベリアでサバイバルする事は
一生無いだろうが、
ノウハウは面白いのでメモしておこう。


■シベリアは日照時間が4時間程度で
気温はマイナス28度以下の事が多い。



■極寒の地では、常に身体を動かす。
でないと凍傷や凍死の危険性がある。



■気温が氷点下になるような地域では、
素手や素肌が金属製品に触ると、
そのままくっついてしまい、
無理に剥がそうとすれば、
皮膚が破れて血まみれになる危険性がある。
お湯をかけると自然に剥がれるが、
何も無ければ、オシッコをかける。





■標高が300メートル下がれば、
気温は2℃上がる。
極寒の地での遭難やサバイバルでは、
僅かな気温の差が命運を左右する場合がある。



■雪山や険しい山岳地帯を下る場合、
かなりのエネルギーを消費してしまう。
寒冷地でのサバイバルは、
食料を確保できるかが生存の鍵になる。



■寒冷地では、体温維持だけでも
カロリーを消費するので、食物で
脳に栄養を得たと思わせる必要がある。

飴やチョコレート等を持っているだけでも
生存率がかなり違ってくる。



■寒冷地でのシェルターには、
洞窟なども利用する。
洞窟内の壁は、焚き火の熱の反射板になり
熊や狼などの動物から身を守れる。





■氷点下の地では、野外作業で
低体温症や凍死する危険性が出てくる。
作業に時間が掛かるようならば、
火を起こして、体温維持を最優先にする。



■寒冷地では、脳の働きも鈍るので
体温を維持するために、
身体を動かして血行を促す。



■氷点下で汗をかくと、
その汗が皮膚の上で凍ってしまい危険。
なるべく汗をかかないようにする。



■雪の上を移動する場合は、
トボガン(荷物運搬用のソリ)があると便利。
動物の死骸から皮を剥いだり、
木の枝などを組み合わせて作れたりする。



■寒冷地で夜営した時の翌朝は、
なるべく身体を動かして
体温と血行を回復させる。



■寒冷地で凍結した湖を渡る時は、
十分に注意して渡る。

大人が歩いて渡れる氷の厚さは、
最低でも8センチは必要になる。
(なるべく迂回するのが賢明)



■万が一、冷たい川や湖に落ちた時は、
脈拍が一気に上昇するので、
過呼吸やパニックにならないよう注意する。
冷えた血液が一気に心臓へ流れ込むと
心肺停止の危険性もあるので、
慌てて泳ぎ回ったりなど、
無駄身体を動かさないようにする。





■身体が濡れて、タオル等が無い時は、
雪を擦り付けると若干であるが、
身体の表面の水分を吸収してくれる。



■雪原を移動する時は、慎重に行動する。
50メートルごとに後ろを振り返り、
自分の足跡を確認する。
(同じ場所をグルグル回らないように)



■寒冷地で、木に登る時は
枝が枯れている事も多く、
折れたりするので注意する。



■マイナス40℃以下になると
肺の空気が凍って吐血したりするので
シェルター等で暖を取り、移動は控える。



■寒冷地では、川が凍ったりするが、
氷の下は水が流れている場合もあり、
そこに落ちると命に関わるので、
無闇に渡らないよう注意する。
(流れが速い川は、凍らない事もある)





■どんなに喉が渇いていても、
雪を直接食べたりする事は避ける。

雪を食べても、たいした水分は得られず
口内が炎症を起こしたり、
体温を奪われたりするので
必ず水にしてから飲むようにする。



■寒冷地で水を飲む場合、
一気に飲むと急激に体温が下がって
ショック状態を起こす事もあるので、
少しずつ、ゆっくりと飲むようにする。



■氷点下の寒冷地では、
水筒の水が凍る事もあるので、
気温が低すぎる時は、
バックパックの中へしまっておく。



■体温が低下してくると、
指先や足先から異変が起きやすい。
それらの凍傷はもちろん、
上半身の深部体温が下がると、
行動力を奪われてしまうので、
手足や身体を動かして、
体温を低下させないよう注意する。





■険しい岩壁を進む時は、
慎重にルートを選ぶ。
決して急がず、確実なホールドを見つけて
登ったり、降りたりする。



■シベリアは、午後4時半には
陽が沈んでしまい、
翌朝は、8時頃にならないと
陽が昇らないので、
夜営をする場合は、明るい内に準備する。





■急な斜面を登る時は、
直線に登ると危険なので、
ジグザグに登るようにする。