フルーツなどのフレーバーがついている場合はそれも書いてある。
ハーフパイント/1パイントから選ぶことができる。
試したくて仕方がない私。
ビールの苦みがあまり好きではない私にはぴったり。
ぐいぐい飲んでしまう。
ニューヨークで言えばブルックリンのような、
ロンドンでいえばブリックレーンやブリクストンのような
いわゆるヒップスターが集まるようなエリアにあるんだけど、
中央駅裏のコペンハーゲンにしてはあまり治安のよくない界隈にも隣接しているので、
夜遅くに訪れる際には注意を。
コペンハーゲンにも「振り込め詐欺」がある。
ありもしない賃貸物件の広告を出して、
デポジット(保証金)と1ヵ月分の家賃を振り込ませる、
という賃貸物件詐欺だ。
主にコペンハーゲンに来たばかりの学生が狙われるという。
私も家を探し始めた当初、まだdbaのことも知らず、
どんなサイトを使ったらいいのかわからず
そうだ、東京でCraiglist(クレイグリスト)を使って
部屋探しをしていた友達がいた、ということを思い出した。
Craiglist Tokyoなら、サイトが英語だから日本語がわからなくても心強い、と。
きっとコペンハーゲンにもCraiglist Copenhagenがあって、
そこにも物件がでているはず、と浅はかにも考えたわけだったけど、
これが大きな落とし穴だった。
Craiglist Copenhagenを開いてみると、
数は少ないけれど、いくつか賃貸物件が出ている。
それも、コペンハーゲン大学の近くやチボリ公園の近くという
セントラル中のセントラルが3,500クローネ程度(約7万円)で出ている。
何だこれ!と思って早速コンタクトを取ってみると、
30分もしないうちに返信が来た。
そのメールには部屋はこんな感じだ、という写真が添付してあって、
これが過剰にきれい。まるでモデルルームみたいで、
いやいや、こんなにきれいじゃなくてもいいんだけどな。、
と思いつつ、写真もいいけど一度部屋を見せてほしいとお願いする。
すると、そのメールに対して今度は15分くらいで返信が来る。
今度のメールにはなぜかその人のパスポートをスキャンしたものが添付されている。
パスポートはイギリスのもので、黒人女性の顔写真が載っている。
(何、これ私二もパスポートのスキャンを送れって言ってるの?絶対ごめんなんだけど)
彼女はそれと一緒に、物件はイギリスにいる両親のもので、
今他にもたくさんの応募者がいる。
だから一番最初にデポジットを彼らに振り込んだ人がその部屋を借りられるわ。だから、すぐにロイズ銀行の・・・(口座番号)に振り込んでねと書いてある。
察しの悪い私でもさすがにこれはおかしいとわかる。
しかも、また10分くらいしてから同じアドレスからメールがくる。
「連絡して下さってありがとうございます。私は○○で、
この物件はイギリスの両親のものです。したがって…」
という定型メールが送られて来る。
しかも、さっきまでは割とくだけたメールだったのに、
このメールはやたら丁寧で堅い文調。
どう考えても別の奴だろ!と突っ込みたくなる。
これはおかしいと思って連絡を取るのをやめる。
(どう考えても時間の無駄だ)
すると、一時間ぐらいしてから催促のメールが来る。
「振り込んだ?」
振り込むか!
また二時間くらいしてからメールがくる。
「エマージェンシー(緊急)!」
「急いで振り込まないと、部屋は他の人に譲るから」
そんなメールが次の日まで延々と送られて来て、ぱたりと止んだ。
これが私が遭いかけた詐欺、その1。