ベルファスト | 映画、言いたい放題!

ベルファスト

早いもので、

今年もアカデミー賞発表の日が近づいてきました。

しかし、去年のノミネート作品もまだ観ていないものがあります。

この作品は、

私があまり好きではないケネス・ブラナーの作品(^_^;

でもゴールデングローブ賞やアカデミー賞で

沢山ノミネートされて話題になったから

一応観ておこう。

 

1969年、北アイルランドのベルファスト。

住民すべてが顔なじみのこの町で

9歳の少年のバディは

経済的に決して裕福ではなかったが

家族や友人たちと楽しく暮らしていた。

しかし、1969年8月15日、

バディの住む地域にプロテスタント系の武装集団が

カトリック系の住民を襲撃するという事件が起こる。

バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られるのだが。。。

 

良かったです。

1960年代の北アイルランドのことは、

子供の頃、教科書の中のことぐらいしかわからないけれど、

社会で何かしら起きていること、

家庭が何かしら問題を抱えていること、

流行っている映画や歌があることは、

国や時代が違っても、万人に通じるものがあり、

楽しめると思います。

1960年代後半に流行った歌や映画が

時折り流れるのが良いです。

チキチキバンバンの映画を観ているシーンは、

ほんと、楽しかったです(^ ^)

主人公のお父さんやお母さんが美男美女で

スタイリッシュなのもこの映画では良いです。
ジュディ・デンチは、大好きな女優さんですが、

この映画でもほんと素敵です。

最後の台詞は心に刺さりました。

 

故郷に残る者、去る者、

どの生き方もそれはそれで正解。

アイルランドのことはほとんど知らないのですが、

アイルランド人に必要なものは、電話とギネスビールと「ダニー・ボーイ」の楽譜

というセリフで、

アイルランド人がわかったような気になりました(笑)

 


ストーリー   ★★★
映像      ★★★
音楽        ★★★
総合評価    ★★★