劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
PSYCHO-PASS サイコパスのテレビシリーズが好きで観ていました。
劇場版もいくつか観てますが、
前回は3部作みたいな形だったので
足が遠のいてしまっていました。
主人公・常守朱の声をやっているのは
売れっ子声優さんの花澤香菜さんなのですが、
私が観た花澤さん演じるキャラクターの中では
朱ちゃんが一番好きです。
(じゃぁ、全作観ておけよ(^_^;)
今回、10周年ということで話題になり、
やっぱり観ておこうと思いました。
2118年1月、外国船舶で殺人事件が起き、
ミリシア・ストロンスカヤ博士が遺体となって発見される。
公安局統括監視官の常守朱は、
厚生省統計本部長・慎導篤志と現場に向かう。
事件の背後には外務省海外調整局行動課が追っていた「ピースブレイカー」の存在があった。
刑事課一係が行動課と共同でチームを編成することになったのだが、
そこにはかつて公安局から逃亡した狡噛慎也がいた。
朱と狡噛、刑事課一係は、
ストロンスカヤ博博士が確立した、通称〈ストロンスカヤ文書〉を巡り、
予想を超えた大きな事件に立ち向かっていくこととなる。
私が観たこのシリーズの劇場版の中では一番面白かったのですけれど、、、
つらい(T_T)
私が何故朱ちゃんが好きかというと、
最初のテレビシリーズで、朱ちゃんは新人なのですが、
どんどん「変わっていく」のですよ。
「成長する」、というより、「強く」変わっていく。
根本的なアイデンティティは変わらないのですが、
とてもつらいことが沢山彼女に起こり、
強くならざるを得ない。
今回、第一声で、また強い人になっていて、
私の知らないところでまたつらいことがあったのかな、
と思ってしまって、最初から泣きそうになりました。
狡噛と宜野座が一緒のチームにいるのは
やっぱり良いなぁと思ったり、
長く知っているキャラクターがいなくなってしまうのは
やっぱりつらい。
とまぁ、ある程度このシリーズを観ている人は楽しめます。
聖書だったり、いろいろな引用が出てくるのですが、
前にも劇中、オペラの♪もう誰も寝てはならぬがかかったのですが、
今回も三好達治の作品だったり、
引用のセンスが良いのですよね。
ストーリー展開は駆け足ぎみなのですが、
映像も迫力があるし、満足度は高いです。
でも、、、つらい(;_;)
長くこの作品を観続けてる人は、
痛いほどわかる彼女の決断なのですが、
その回は満席だったのですが、
会場内は私と同じ空気になりました。
またテレビシリーズを観たいとは思いますが、
どうなのでしょう。。。
私はやっぱり最初のテレビシリーズの朱ちゃんが好きです。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★☆