ジョジョ・ラビット
アカデミー賞、作品賞等にノミネートされていたので
気になっていました。
第2次世界大戦下のドイツのとある町。
母親と二人暮らしの10歳のジョジョは、
青少年集団ヒトラーユーゲントに入団するのだが、
ジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、
教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。
そんなある日、
ジョジョは家の屋根裏部屋から不審な物音が聞こえるのに気付く。
う~ん、好みの映画ではありませんでした。
第二次世界大戦のドイツが舞台なのに
冒頭からいきなりビートルズの曲がかかるのですよ。
意味不明。
しかもコメディとはいえ、軽すぎて、
説得力がなくて、世界に入り込めませんでした。
アメリカの映画って感じ。
雑な感じでした。
せめてナチスの敬礼だけでも
めちゃめちゃ堅くやるとか、ね。
「ライフ・イズ・ビューティフル」を思い出しました。
この映画も人気あるのですけれど、
あまり好きじゃなかったんですよね。
でも「ライフ・イズ・ビューティフル」の方が
まだしっかりしていた感じがしました。
スカーレット・ヨハンソンとサム・ロックウェルは良かったです。
子供たちも。
コメディとファンタジーなのだろうけれど、
ぶっとんだ世界の時は、
説得力があるところがないと
感情移入は難しいですね。
残念。
最後のダンスの曲もデヴィッド・ボウイ。
やりたいことはわからなくもないけど、
なんだかなー、、、な映画でした。
ストーリー ★★☆
映像 ★★★
音楽 ★★☆
総合評価 ★★★