TSUNAMI-ツナミ- | 映画、言いたい放題!

TSUNAMI-ツナミ-

これ観たかったんですよねー。(^^)
グエムル-漢江(ハンガン)の怪物- 』と同じ臭いがする(笑)
この作品も賛否がとても分かれたのですが、
好きな作品なのです。
期待を裏切らないで欲しい(笑)(笑)


韓国屈指のビーチリゾートとして知られるプサン近郊のヘウンデは
今日も人で賑わっている。
海洋救助隊員のヒョンシクは、
パトロール中に海で溺れていたヒミを発見、救出。
ヒミはヒョンシクに猛烈なアプローチをかける。
ヒョンシクの兄のマンシクは
遠洋漁船で働いていた時、
自分のミスで、思いを寄せる幼なじみヨニの父を死なせてしまったという負い目から
未だに思いを打ち明けられずにいる。
一方、地質学者のキム・フィは、
ヘウンデ一帯の地殻の動きが尋常でないことを察知し、
現地調査に訪れる。
そこで7年前に離婚した妻のユジンと娘のジミンに再会するが、
ジミンは父親の存在を知らずにいた。
そんな間にも海の様子は一刻一刻と変化し、
時速800キロの猛スピードで迫るメガ津波が発生し、
ヘウンデを襲う。
残された時間はわずか10分。
海水浴に訪れた100万人の行楽客たち、
平和な日常を送っているプサン市民の運命は?


予想を裏切らず、
結構好きな映画でした(爆)
メガ津波が来るまでが、予想以上に長かったです。
ここがダメな人はこの映画はダメなのでしょう。
原題は「HAEUNDAE/TIDAL WAVE」で
ヘウンデ(海雲台)に居る人たちのドラマを描きたかったのだと思います。
それが津波じゃなくても、
同じく私の好きな作品『マグノリア 』のように大きなカエルでも
良かったのだと思います。
津波はおまけだね。(爆)(爆)
しかし、この津波は凄かったです。
もう、無理、無理!という感じの迫力。
なんてったって、高層ビルをなぎ倒す位の
高さ100メートルの津波ですからね。
半端じゃないです。
2004年のスマトラ島沖地震で起きた大規模な津波だって
そんな高さはないだろうけれど、
それですら20万人以上の人が命を奪われたのだから
そんな高さにしなくても良いと思うのですが、
やはりインパクトは空から降ってくるカエル並みの大きさは
欲しかったというところでしょうか?
しかしこのカエル津波は凄かったです。


さて、肝心のドラマの方ですが、
この手のものは、自分だったらどうするか?とか
置き換えて考えてしまうので
考えさせられるところがあります。
コミカルなシーンがあるのも賛否両論みたいですが、
私はいいと思いました。
ダメダメな男がコント並みの命拾いをして
おまけに17人も救助して表彰されたのに、
自分の母親は、
ピクニックに行かなかったために災害に遭い、
助けられなかった。
私は彼がオイオイ泣くシーンがやっぱり胸に来ます。
台詞にもあるけれど、
彼女のような不運な人は沢山いる、
のです。
海岸の親子はどうなっただろうか?
だめだったのだろうか?
とか、考えます。

この手の映画をたまに観ることは

私には必要かもしれません。


突っ込みどころは満載。
高層ビルがなぎ倒されているのに、
電信柱につかまって助かるとか。
そんなこともあるのかな?( ^ _ ^;
主要人物も生き残りすぎかもしれません。
あと、学者の娘とマンシクの息子が会った会わない
みたいなシーンが
日本版だとカットされてるみたいで、
最初、私が知らぬ間に寝てしまったのかと思ってしまいました。f(^^;)
他にもいろいろカットされてたみたいなのですが、
どうやらほぼ津波前のシーンで
あれより長かったら
ちと辛いのでこれで充分だと思いました。
それにしても、
韓国の女性は男性に対して強いですね。
美女だから許されるのか?
私はしおらしさを目指した方がよさそうです。(爆)(爆)(爆)


ストーリー  ★★★
映像     ★★★☆
音楽     ★★★
総合評価  ★★★☆


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