世界最速のインディアン | 映画、言いたい放題!

世界最速のインディアン

この映画、タイトルちょっと変なんですが、

結構評判いいらしく気になってたので観てみました。

DVDで鑑賞。


1960年代、

ニュージーランド南部の小さな町、インバカーギル。

小さな家に独り、年金で暮らしているバートは

早朝からバイクの爆音を轟かせるバイク好きの老人で

町の人々に慕われていた。

バートの夢はスピード記録のメッカ、

アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル・ソルトフラットボンヌヴィルの大会で

世界記録に挑戦すること。

ある日、狭心症の発作を起こした彼は

家を抵当に入れ、

苦心して改良した40年以上も前のバイク“1920年型インディアン・スカウト”と

ライダーの聖地目指して出発した。


主人公のバート・マンローは、

1967年に68歳で1000cc以下の部門で世界最速記録を達成した

実在した伝説のライダーだそうです。

事実を基にした映画って、

余計なエピソードや人物が出てきたりして

今ひとつなのです。

この作品も、あれ?と思うところはあるのですが

それでも面白かったです。

それはやはりアンソニー・ホプキンス演ずるバートのキャラクターですね。

彼に出会う人全てがいい人、あるいはいい人になってしまう。

夢物語かもしれないけれど、そういうのって悪くないです。

それにしても、モテますなー(笑)。

タクシーで法外な値段を言われたり、

ぼったくられたりする様子は

自分が海外に行った時を思い出しました。

私の場合はその際、あんまりいい出会いではなかったですがね。( ^ _ ^;


クライマックスの走行シーンはスクリーンで見たかったです。

たぶん、結構迫力あるんでしょうね。

塩平原て初めて知りました。
まだまだ知らないことたくさんあるのですね。


この映画は企画から26年経って実現したそうです。

地味な映画ですが、

こういう映画こそ、作りにくい映画なのかも。

よい映画です。(^^)



ストーリー  ★★★
映像     ★★★☆
音楽     ★★★
総合評価  ★★★☆

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