この1,2週間なぜか身体と心が痛い日々が続いている
とても懐かしくて苦しい痛み
ここ5年、同じような痛みを味わったことが2度ほどある
1度目はヨーロッパで当時の夫に子供たちを国際誘拐されたとき
2度目は離婚後のつらい時期を支えてくれた男性とお別れをしたとき
子供が誘拐された時に今まで見たことがない闇をみた
結局今も離れ離れに暮らしているが、この出来事がなければ今の私がいない
私が家族という集合体から'ひとり'になる大きな変化の始まりだった
傷ついた私を一生懸命愛してくれたその人
子供たちとのヨーロッパでの再会を叶えてくれた
10歳年上の私をプリンセスのように大切にしてくれた彼とその家族
その人との別れは他人からの愛で幸せになる私とのお別れでもあった
その2つの大きな出来事により、私は経済的・精神的自立というものを得たのである
神様は乗り越えられる試練しか与えない
子供の誘拐も愛してくれた人との別れも今の私が在るための出来事であり、巧妙なタイミングで神様が仕組んだプラン
その激しい5年間が過ぎようとする今、また大きな変化がおこっている
それは私と社会との関わりという外側の大きな変化である
会社で功績をあげて、出世していくという今までの自分の概念に疑問を持ち
心の奥底から、自分個人として活躍していきたいという気持ちが湧いてくる
もう組織という枠組みの中にいるということさえ意味がわからない
出発の時が来ている
新しい自分として生まれ変わって、新しい生き方をする時
誘拐や別れのようなドラマチックな外側の出来事はないが、内面の変化としてのインパクトはとてつもなく大きく、時に苦しいものである
私がしたいこと、出来ることはわかっている
今はそれを握りしめながら生まれかわるために産道を通っている
窮屈な暗闇をひたすら前に進んでいる
今までの概念を根底から覆す大きな変化であり、一度生まれ変わったら自分の生きるベースまで変わってしまう
生まれ変わったらもう逆戻りはできないのは知っているから、生まれる変わることさえも怖い
ある政治家の有名なフレーズ‘改革には痛みが必要’とは真理をつく言葉であったからこそ、良くも悪しくも彼は民衆の心をつかみ、郵政の民営化という大きな変化を起こせたのではないかと今は思う
私が身をもって知っている
今の痛みは無駄ではない
宝石のような美しいものであると


