以前書きました、この記事。

 

この後の続きです。

 

ちょっと離れた場所にある、

保険適用の歯科医に行きました。

レントゲンを撮ってもらってから、

歯科医に診てもらうと、

10年以上前に、

日本の歯科医で神経を抜いてもらって

根っこの治療をした4番目の歯の根っこが

膿んでいる状態。

 

歯茎にニキビのようなものが

ポチッとできているのですが

神経がない歯なので痛みはなく、

根っこが炎症を起こしていて

その行き先がないので歯茎に出てきている、という感じ。

 

まだ日本にいた7月頭、

日本の歯科医でこれを見てもらって、

「疲れからきているだけだろうね、

体力の回復を待てば大丈夫」と言われ

(母が亡くなって極度の疲労でいっぱいだったので)

抗生物質を飲み続けていたわけですが

一向にこの「ニキビ」的なものが消えず。

(出来たすぐの時よりは小さくなりましたが。)

 

それで、歯科医が言うには

この歯を抜いて、インプラントにするしかない、

というもの。

 

ちょっとビビりますよね。

歯を抜くって。

 

日本の歯科医にも、

最終的にはインプラントにするしかない歯だというのは

言われていましたけど・・・

 

とりあえず、日本の歯科医にも電話で相談してみたかったし

ちょっと考えます、と歯科医を後にしたわけです。

 

その後、バタバタバタと

いろんな予定があって、

時差の関係で、

歯科医に電話しても繋がらなかったり、

タイミングが合わずに2週間ほど経ち・・・

この間もずっと、

抗生物質を取り続けているけど、

一向にこの「ニキビ」が消えることはなく。

 

おまけにこのアメリカの抗生物質が

日本で出されているものよりも強いのです。

日本は25mgを1日に3回。

でもアメリカは50mgを1日に3回。

 

抗生物質って、良い菌も殺してしまうわけで・・・

特に腸内細菌に反映されてしまうので、

最近の私のお腹事情がゆる〜くなってしまっています。

 

薬を飲んでいるのも、7月末から、

途中でやめていた期間があるとはいえ、

それでももう、軽く1ヶ月以上摂取しているので

正直、体によくなのだということはわかっています。

 

それで自分なりにも色々調べて

昨日、ジミーに相談しました。

 

1、抜歯やインプラントは避けたいこと。

2、セカンドオピニオンは、普通の歯科医ではなくて

専門医に聞きに行きたいこと。

 

ですがこれが簡単なことではなかったんです。

 

まずは専門医に電話をかけまくるにも

保険適用なのか、そうでないのか、

また、予約の際に改めて保険会社に電話をして

コンタクトを取ってもらう必要があり・・・

おまけにこれらの問い合わせに、とてもとても時間がかかり・・・

 

1件の口腔外科に電話をしてもらい、

保険会社にも電話してもらい、

まずは予約取ってもらったけれど

これがなんと10月なかば。

いくらなんでもちょっと先すぎる。

 

ここまでの数時間、

これ、私が電話で問い合わせてるのではなくて

ジミーです。

私には、専門用語の飛び交う、

保険会社とのやりとりとか、

情けないですが本当に全然わかりません。

 

私、「たら、れば」で話すの大嫌いですけど、

でも、あえて書かせてほしい。

 

これが日本だったら

私一人で全部対応できるのに。

 

申し訳ないし、情けないし、

理解不可能だし、

いい歳して、情けない。

アメリカに住んでる、多くの日本人の皆様、

どうやって理解していくんだろう。

本当に凹みました・・・

 

以前ね、私がアメリカに引っ越してきてすぐの頃。

アメリカで手術受けたことがあるんですけど、

この手術が見事に

「ドクターの言うことを鵜呑みにしちゃった」ので

実際には必要なかった手術だったっぽいんですよ。

アメリカって、ドクターもビジネスですから。

セカンドオピニオンを聞きに行かなかった、というより

何にもわかんなかったんですよね。

右も左も、わかんなかったし

何の経験もなかったし

友達もいなかった。

本当に、アメリカに引っ越してすぐの頃だったから。

 

だからどうしてもいい歯科医に会う必要があると思ったし、

まずは探さなくちゃと思って。

 

それでfacebookに

誰かいいスペシャリストのいる歯科医か

口腔外科を紹介してほしいと投稿すると、

親戚から、近くにあるいい歯科医を紹介してもらいました。

電話で問い合わせたら、すぐ見ていただけるとのことで

早速見てもらってきました。

 

もちろん、保険適用外。

レントゲンを撮るならプラスαなので

先月撮ってもらったレントゲン写真をメールしておいて

問診票もしっかり記載して、覚悟していざ!

 

若々しい男の先生がやってきて、

見てもらったのはたったの3分。

先月のレントゲン見て、

私の歯茎の状態を見て

「ここではできないから」と別の口腔外科の紹介状を書いてくれることに。

 

これで支払ったのは

104ドル。

 

痛い出費ですが仕方ない・・・

 

 

続きます。