巡回相談 | ladymaimaiz ~Hand Made~

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先日、家庭訪問があり、前にいろいろな整理のとこで書いたように、今年の担任には直接関係ないことではあったけど、いろいろ言いたいことを言わせていただきました。


私も、このまま引っ越せばきれいに終われるのはわかっているが、このままだとしこりが残ったままで、今の幼稚園になんて行かなきゃよかった、という気持ちを抱えたままになる。

伝えることで、自分の中でも区切りをつけたかったし、良くしていただいたところ、本当はそういうつもりではなかったことを知ることで、少しでも自分の気持ちを軽くしたいこと、また、息子と同じような状態にある子というのが今、1クラスに3、4人いるといわれていることを考えると、息子と同じように困っている子もいるだろし、そういう子をもつ親の立場、心境、環境を幼稚園も理解していただき、もう少し、汲んでほしいことを伝え、少なくとも、手厚い保育を目指している(と、今年度最初の総会で言っていた)なら、それが、息子が在園する間でなくとも、巡回相談は行ってほしい、と伝えました。


・・・で、先生、巡回相談があることをご存じなくて・・・

去年、散々、去年の担任に伝えたのですが・・・と言ったら驚いていて。

(他にもいくつか驚いていて、手帳にメモしまくっていたんだけど)


私も途中から感情が押し寄せて上手くまとめられなかったけど、しっかり話を聞いていただけました。


元々、担任の先生はまじめで熱心な方なのはわかっていたのだけど、単に息子の今後だけでなく、他にもセンターを利用しているお子さんもいるし、今、気づいていない子供の困りごとに気づけるよいチャンスだし、自分の勉強にもなるから、ぜひ、巡回相談は受けられるように話をします、と言ってくださったし、去年のいろいろも、幼稚園に対して不信感が募って当然な状態になっていること、息子のような子やその保護者がおかれる状況というのも、勉強はしてきたけど、自分が思っているよりもっともっと気を配っていかなければいけないことなのだと、話を聞いて気が付きました、と言ってくださり(変な言い方だけど、その場しのぎで言っていたとしても、そういってもらえるだけで少し気が休まるし)言ってよかったかな?と思っていました。


で、昨日、先生が上の許可がおりたから、巡回相談を頼むつもりだけど、頼み方がわからない、とのことだったので、たまたまセンターに行くことになっていたので、ソーシャルワーカーさんに話を聞いてきました。

ソーシャルワーカーさんの話では、毎年、市内の園にはどこにも必ず、巡回相談用のFAX用紙を送付していて、そこに頼み方も書いた紙をいれている、とのこと。(巡回相談を学年主任が知らない、ということは、それはいったい、いずこに・・・)

でも、先生は、巡回相談もご存じなかったし、どう頼めばいいかわからない、とおっしゃていて、と伝えると私に電話してもらってください、という話になり(そもそも、園がセンターにお願いするものなので、一保護者である、私がこの件で動いているのはおかしな話だから)苦笑しながら、「お母さんに頼み方聞くっていうのもね・・・でも、そこの幼稚園は、センターを利用されている方が他にも複数いらっしゃるわりに、一度も巡回を頼んできたことがなかったから、仕方ないのかな・・・でも、これをきっかけにうまく入り込んでいけるといいんだけどね!」ニヤリとしていました。

先生が何を意図して巡回を頼んでいるのか、なども聞かれ、いろいろ経緯を説明し(これもなんで私がやってるの?って話なんだけど)なるほどね、となり、大体、ソーシャルワーカーさんも、先生方が巡回相談そのものをよく理解しているわけでなく、とりあえず、幼稚園の流れの中で、どう接していけばいいかなどのアドバイスを受けたりできるなら、また、それで幼稚園での息子の様子をセンター側が把握できる(一回じゃなかなかわからないだろうけど、やらないよりいい)機会を設けるのもいいくらいの感じで今は受けようとしているのも伝わったようで、ますますニヤリとしながら、うまく入り込んでいけるかも・・・と喜んでいました。

正直、ソーシャルワーカーさんがうまく入り込むかどうかは私にはどうでもいいことだし、もっと言えば、今更巡回相談されても、という気持ちもなくはないけど、幼稚園での様子をセンター側に見て、つかんでもらえるのは親としては説明も省けるし、療育に積極的な親にとってはかなり大きなことだと思うので、息子でなくても、同じような子の少しでも手助けになるなら、よかったのではないか、と思い、満足しています。


担任は、息子がいる間になんとか呼ぼうと必死になってやってくれています。

頑張って頑張って、それが通じる相手が見つかれば、動いてくれることもあることを経験できたのは、この先の園や学校とのやりとりにおいても、私にとってはお宝経験だと思いました。


そう、やっぱり、わかる人にはわかるんだと。

100でないのは残念だけど、0でないだけよかった、でいいんだと思う。