とある閑静な別荘地。
その別荘地には近隣となる別荘が5件あり、夏にはその別荘の持ち主だちが集まって優雅なバーベキューパーティーを開催するのが毎年の恒例行事になっていた。
しかし、いつも通りに開催されたこの催しが、思いがけない悲劇の幕開けとなってしまった。
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
バーベキューパーティーに参加した者たち15人の内、5人が殺害され、1人がけがを負うという、凄惨な事件となった。
この事件の犯人はすぐに判明した。
それは、犯人が事件の起きた別荘地近くのレストランに現れ、自分が犯人であることを告げたからだ。
しかし、その犯人は、無差別殺人であることを語っただけで、なぜバーベキューパーティーに参加した者たちを襲うことにしたのか、などの犯行に至る経緯の詳細を語ろうとはしなかった。
犯人の中途半端な自供に納得がいかない遺族たちは、この犯行がどのように起きてしまったのかを少しでも明らかにしたいという思いで、遺族たちが集まる検証会を開催することにした。
そんな検証会に刑事の加賀恭一郎も参加することになった。
それは、その被害者家族の一人である鷲尾春奈が、加賀恭一郎と親しい金森登紀子の看護師としての後輩であり、金森から「後輩を手助けしてほしい」と頼まれたからである。
ちょうど長期休暇中だった加賀は、金森からの依頼を快諾し、その検証会に参加することにしたのだ。
検証会に参加した加賀は、これが単なる無差別殺人ではなかったことを次々に明らかにしていく。加賀恭一郎が暴いた驚愕の真相とは・・・。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240612/18/ladybug3-2011/99/9e/j/o0810108015450670676.jpg?caw=800)
大好きな東野圭吾さんの作品です。
昨年ポチッと予約してようやく回ってきた〜←大好きなら買いなよってね😅
あだすの後にも予約待ちが200人😵スゴイ!!
東野圭吾さんの作品は大好きなのですが、中でも【加賀恭一郎】シリーズが1番好きです。
【新参者】はドラマ化され、【麒麟の翼】【祈りの幕が下りるとき】は映画化されています。
映像もね、良いんですよ〜。
変なトリックとか、血まみれドロドロ〜な感じではなく、主人公の加賀恭一郎の人間観察力の凄さと、胸をグッと掴まれ、読み終えた時に心を揺さぶるような感じがあります。
今回は、登場人物が多くて、紙に全部書き出しながら
この装丁もヒントだったんだ〜
う〜面白いっ!!
これ映像化したら面白いよ、絶対✨✨✨
加賀恭一郎シリーズを読む時は、阿部寛さんが私の頭の中でめちゃめちゃ動いてました😄