2024 No.52 読書メモ【天使の耳】東野圭吾 | ライアンの日記。

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天使の耳をもつ美少女が兄の死亡事故を解明。

深夜の交差点で衝突事故が発生。
信号を無視したのはどちらの車か?!
死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。
しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべく方法で兄の正当性を証明した。
日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。




4月にドラマ化された【天使の耳】

【天使の耳】もドラマ化で知り、初めて読みました。

この作品は1992年に【交通警察の夜】で発売されましたが、1995年の7月に【天使の耳】に改題して出版。
2011年8月の時点で59刷の重版( ゚д゚)!!
ドラマ化もされたし、更に重版されたんじゃないかなぁ…と思います。
いま書店で販売されているものは私が読んだ本の装丁ではなく、こちらの装丁の本じゃないかな?


ドラマは現代にアレンジされていると思いますが←ドラマは結局見ないで終わってしまった😅
原作は30年前に書かれたものなので、スマホはない、ドラレコはない、防犯カメラ・監視カメラもない時代。
そんな時代背景での路上駐車・信号無視・あおり運転、交通トラブルが引き起こす事件を集めた短編集です。 
時々ですが、東野圭吾さんの作品の中でブラックというか毒というか😁
そんな作品があるんですが、まさにこのお話はそんな感じです。

誰もが身近であり、決して起きて欲しくないのが交通事故。
交通事故は、その【瞬間】を目にしていなければ真実はわかりにくいもの。
捜査員たちが被害者や遺族の悲しみに苦悩しながら、些細な可能性から真実を突き止めます。

だけど、だけど、だけどーーー
辿り着いた真実の先にはどんでん返し!!

人間の怖さに、ぞぞぞぞぞ〜っと鳥肌〜💦💦💦の短編集です。
全部違うお話なので読みやすいです。


 車の運転には充分に気をつけないとだなぁ〜と再認識しました(`・ω・´)ゞ