給食アンサンブル
転校先の学校に馴染むのを拒む美貴、子どもっぽいのがコンプレックスの桃、親友の姉に恋をする満、悩める人気者の雅人、孤独な優等生の清野、姉御肌で給食が大好きな梢。
6人の中学生たちの揺れる心が、給食をきっかけに変わっていく。
給食アンサンブル２
部活を辞めたことを引きずる慎吾、推しキャラへの想いに心乱れる朋華、熱くなれないたちの楓乃、吹奏楽部の改革に孤軍奮闘する高城、「いい人」しか取り柄のない三熊、長い片想いを続ける千秋。
それぞれに迷いや悩みを抱えた6人の中学2年生。
彼らの胸にひそむほんとうの気持ちを、給食が教えてくれる
やさしく胸に響くアンサンブルストーリー。
中学生の思春期あるある話を給食メニューと絡めて読ませる連作短編集。
【給食アンサンブル】は中学１年生の６人、【給食アンサンブル２】は中学２年生の6人の中学生が給食をきっかけに自分自身を見つめ、成長していくお話です。
新聞に、小学生・中学生が「ぜひ読んでみて！」と本の題名とすすめたい相手を載せている欄があって。←何かのコンクールだったっけ🤔
この【給食アンサンブル】を紹介していた小学生の文がとっても素敵でね〜
明後日、妹家族は地元を離れて隣の県へ引っ越し、新しい環境がスタート。
とくに甥っ子くんは仲良くしていた友達とさよならするし（それは姪っ子ちゃんも同じだけど）
新しい小学校に戸惑うだろうし、新しい友達が出来るかな…とか、出来る事ならずっと地元にいたいって思っているだろうから（ねぷた大好き男子で、ねぷた絵師になりたいって言ってるしなぁ）
辛くて不安だろうなぁ…と私は思っていて…
新しい学校でも、甥っ子くんらしくいて欲しいなぁ…
甥っ子くんの良さがみんな気付いてくれて、大切に思ってくれる友達が出来たらいいなぁ…
と、紹介文を読みながら思っていました。
その紹介された本はどんなお話なのか気になって図書館で借りてみました。
中学生それぞれ悩みがあって、給食と絡ませてお話が進みます。
思春期ならではの悩みや葛藤や、変わる事への恐れ、変わらないで欲しい友情など、毎日いろんな感情があちこち溢れる。
今はいろんな情報も溢れているし、繋がるツールも溢れているから、私が中学・高校時代に比べると大変だなぁ…なんて思ってしまうんですよね😅
登場人物が繋がっているので読みやすいし、中学入試にも使われた本なので、小学校高学年〜中学生にもオススメしたい本なのも納得。
大人でも児童文学を読んだっていいのよ😄面白いもん♪