2024 No.19 読書メモ【ひとり旅日和 幸来る!】秋川滝美 | ライアンの日記。

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人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。
会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。
初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。

日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』!
お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。

ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。

今回の旅先は石川、新潟、山口! 



【ひとり旅日和】シリーズ。
第5弾の旅先は能登、妙高、村上・新潟、山口。
今作が発行されたのは2023年11月。
まさか2024年の1月に震災が起こるなんて思っていないから仕方がないんだけど、1番最初のお話が石川県能登への旅でした。
お話の中では主人公が能登を満喫し、輪島の朝市を観光しながら『新しく造られるものがある一方で、景勝地が天災に見舞われて失うこともあるだろう』と考える場面があって、昨年出版した本だけどこんな文章が書いてあるのは偶然?予言?と思ってしまいました。
能登のお話は今の状況とは違うから、ちょっと心苦しかったな…
復興にはまだまだ時間がかかると思うけれど、沢山の人がまた観光に訪れる場所になって欲しいなと願っています。

新潟は、お酒もお米も野菜も海産物も美味しいところ。
また行きたくなりました。
コインを入れて飲める方のぽんしゅ館に行きたい♪

あのお姉さんがいるタレかつが食べたい😁


いつも思っていたけれど、今回はとくに…
この主人公の心の声の描写が毎度ながらネガティブ過ぎて、せっかくの旅ストーリーがどよーんとなるんだよねぇ😅
若い女の子って、そんなに四字熟語やことわざとか難しい言葉で表現するかなぁ…とか思いながら読了😅
ま、本のタイトル通りに幸来る!な展開でした。