今日は、
あべのハルカス美術館で開催されている
北斎展に行って来ました。
富嶽三十六景が有名ですよね。
かなりの来場者だと聞いていたので、
事前にチケットを買って行ったのですが、
それでも整理券を貰って、
約一時間半ぐらい待ちました。
待ち時間をつぶすのに、
階下の近鉄百貨店をウロウロして、
買う予定もなかったセーターを
買ってしまいましたわ![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
それでもまだ時間があるので
上の階から
ぼんやり大阪の街を眺めてました。
北斎は、
90歳で亡くなったというのですから、
当時としては
かなり長生きですよね。
しかも単に長く生きたというのではなく、
描きたいという欲求が衰えなかったというのですから、
絵に対する
凄まじい執念を感じます。
晩年になっても
動物や花鳥が上手く描けないと
嘆いていたというエピソードが残っています。
また北斎の絵は、
ほんとに緻密じゃないですか。
こういう緻密さは晩年になっても衰えてないんですね。
大波で有名な
「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」
浪の飛沫の一つ一つを描き分けているように見えるんですが、
この作品は、70代ですよ。
ライフワークのような、
何度も何度も
描いていってると、
単に形や色だけでなく
その物の本質まで見えてくるらしい。
なかなか並みの人間が到達できない境地てすね。
北斎の生涯から作品を見ると
そんな凄味を感じました。
![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)