風景画の魅力 | マロウの徒然日記

マロウの徒然日記

ガーデニング記録を中心に、日々の暮らしをつれづれなるままに・・・

絵画の鑑賞能力などないのですが、

時々は、美術展に出向きます。


今月はたまたま偶然なのですが、

神戸で、ターナー展を、

京都で印象派展を見ることができました。


ターナーは、19世紀に活躍したイギリスの画家ですが、

風景画をたくさん残しています。

光や風などを表現するのを努力したようですが、

一昨日京都で見た、印象派と呼ばれる、

ルノワール、モネ、シスレー、ピサロたちの

先駆けのような存在だったようです。


ターナーの作品にあるイギリスの田舎の景色も、

シスレーの描くセーヌ河付近の町の景色も、

まだ、都市化されていない自然豊かな風景だからでしょうか、

見ていて本当に癒されます。


川面にあたる光や、

木々の梢の揺れから

自然な日差しや風を感じることができるからでしょうかね。


IMG_0161.JPG


上の絵はシスレーの「ロワン川の岸辺」です。

鏡のような川面に映る木々の緑や白い雲が、のどかな雰囲気で

遠くに見える橋が風情を感じます。

気に入って、この絵のポストカードを買いました。

写真立てに入れて、テレビボードに飾りました。


子どもの頃は、よく写生をする機会があったように思います。

小学生から中学生にかけては、毎年写生展があり、

図工や美術の時間に描いていたように思います。

それだけではなく、子供会でも潮干狩りや

明石城や姫路城などに出かけて写生をしたような記憶があります。

どちらかといえば、風景を描くのが好きだったと思います。


周りの景色というものに、なごみや癒しを子どもの頃から感じていたのかもわかりません。

その延長上に、今のガーデニングがあるような気がします。