絵画の鑑賞能力などないのですが、
時々は、美術展に出向きます。
今月はたまたま偶然なのですが、
神戸で、ターナー展を、
京都で印象派展を見ることができました。
ターナーは、19世紀に活躍したイギリスの画家ですが、
風景画をたくさん残しています。
光や風などを表現するのを努力したようですが、
一昨日京都で見た、印象派と呼ばれる、
ルノワール、モネ、シスレー、ピサロたちの
先駆けのような存在だったようです。
ターナーの作品にあるイギリスの田舎の景色も、
シスレーの描くセーヌ河付近の町の景色も、
まだ、都市化されていない自然豊かな風景だからでしょうか、
見ていて本当に癒されます。
川面にあたる光や、
木々の梢の揺れから
自然な日差しや風を感じることができるからでしょうかね。
上の絵はシスレーの「ロワン川の岸辺」です。
鏡のような川面に映る木々の緑や白い雲が、のどかな雰囲気で
遠くに見える橋が風情を感じます。
気に入って、この絵のポストカードを買いました。
写真立てに入れて、テレビボードに飾りました。
子どもの頃は、よく写生をする機会があったように思います。
小学生から中学生にかけては、毎年写生展があり、
図工や美術の時間に描いていたように思います。
それだけではなく、子供会でも潮干狩りや
明石城や姫路城などに出かけて写生をしたような記憶があります。
どちらかといえば、風景を描くのが好きだったと思います。
周りの景色というものに、なごみや癒しを子どもの頃から感じていたのかもわかりません。
その延長上に、今のガーデニングがあるような気がします。