in Nineteenth century Literature and Culture

 

公式に成績が11月に公開され、

無事修士号が取得出来ました。

今月18日には大学院の修了式に出席する予定です。

ようやく修了が決まって嬉しいです。

 

表題は、コースのSpring termのmoduleです。

デカダンスや唯美主義を中心に

ヴィクトリア朝後期の世紀末文化を学ぶモジュールです。

モジュールで取り扱う内容は幅広かったです。

最初はラスキンやウォルター・ペイターから始まり

芸術、特に唯美主義とデカダンスとは何かを考えました。

ウィリアム・モリス、オスカー・ワイルドと続きます。

そして私が一番期待していた新しい女(New Woman)や

Vernon Leeなど女性作家に触れました。

最後はヘンリー・ジェームズなど

唯美主義とモダニズムの繋がりで終わりました。

 

授業では毎週、二人組でプレゼンテーションをしました。

プレゼン内容は希望のトピックの週に

希望を出して決定します。

私はもちろんNew Womanの回に希望を出しました。

幸いNew Womanの週に割り振られたのですが、

当日もう一人の子が欠席してしまいました。

まあ成績には無関係のプレゼンなので大丈夫なのですが。

院のコースでは他にプレゼンする機会はなかったので

プレゼンをしたことは良い思い出です。

New Womanにふさわしく、

国際女性デーが私のプレゼンの日でした。

心配していたのはもちろん英語。

クラスメイトの9割がイギリス人でしたから。

プレゼン前には何回か練習しました。

プレゼン後にはクラスメイトの

RiedとBenから良かったと言ってもらえてほっとしました。

 

大学の労働者ストで授業の何回かは学生のみで行いました。

コースメイトだけで授業をするという経験はなく

新鮮でした。

その時に一度、ピザを取ってお酒を飲みながら

授業したことが楽しく良い思い出として残ってます。

 

コースワークエッセイでは

New Womanのセクシュアリティとジョージ・エジャトンを

テーマにしました。

新しい女小説では女性のセクシュアリティが

描かれているけどネガティブな結果と繋がっているが

エジャトンのA Cross Line(交差点)では

人生の充実に繋がるポジティブなセクシュアリティが

表現されていることについて論じました。

New Womanに関する文献を読みエッセイを

書けたことは大変でもありましたが楽しかったです。

私は大学の時の卒論もNew Womanについて書いており、

日本でもNew Woman研究の文献をよく読んでいたので

それを大学院で発展させることができて嬉しかったです。