前回はこちら
ここから先は意識がないため、後から聞いた話で時系列にまとめてみる。
救急隊が到着するまでの間に、かかりつけ医に電話をした母。
状態を説明すると
「多分くも膜下出血かもしれない」
「早く救急車を」
「自分は今日は病院にいないけど、いる先生に連絡しておくから」
と力強いお返事をくれていたようだ。
本当にありがたい。
電車の中から彼が救急車に連絡をしてくれていたのもあり、母が到着してから10分ほどで到着した。
救急車も私のエリアは全て出払っていて、隣のエリアから飛んできてくれたようだ。
救急隊が到着し、エレベーターで1階まで降ろしてもらう。
エレベーターが狭いので、担架には乗らず、
脇の下と膝の裏を抱えられ折り畳まれた状態で移動したのはなんとなく覚えている。
救急車の中に乗り込み、救急隊の皆さんが「意識レベル⚪︎⚪︎!」という言葉に不安になる母は
ずーっと大きな声で話しかけてくれていたようだが、
なにせ頭の痛い私は「ママ、うるさい…」と答えていたようだ。
母よ、本当にごめんね。笑