ホスファチジルコリンはレシチンと呼ばれることがあり、食品では卵黄や大豆に多く含まれ、ジグリセリド-3-リン酸のリン酸基に対し、コリンが結合した形です。
ホスファチジルコリンを構成しているコリンは水溶性ビタミン様物質であり、その働きからビタミンB群の仲間に分類され、細胞膜の主要な構成成分としてヒトの全ての細胞に存在しています。
肝臓への脂肪蓄積予防効果や胆汁酸から肝細胞を守る働きや動脈硬化の予防、気管支喘息、アルツハイマー型認知症を予防などの効果が期待されています。
ホスファチジルセリンとは、人間の体を構成する約60兆個の細胞の膜に存在するリン脂質の一種で、食品では大豆やキャベツなどに含まれています。
ホスファチジルセリンには、血管壁や赤血球の細胞膜を柔らかくする作用があり、血流を改善する働きがあり、脳細胞の新陳代謝が活発になります。
その脳に対する効果から、アルツハイマー病に対しても有効性が示唆されています。
ホスファチジルコリンとホスファチジルセリンの違いは、ジグリセリド-3-リン酸のリン酸にコリンがついているかセリンがついているかです。
どちらも認知症サプリとして用いられますが、どちらがいいかは個人の体質によります。
▼詳細はこちらから▼