名古屋市・港区区民まつり
名古屋市役所、愛知県庁一般公開
2024年11月3日(日曜日・文化の日)
雨降りとなった土曜日から一転、気持ちのいい秋晴れとなった11月3日の日曜日
祝日(文化の日)という事で市内各所でも様々なイベントが開催されていた中で
名古屋港で開催されたみなと区民まつりと中区の名古屋市役所・愛知県庁の一般公開に出かけてきました
栄から地下鉄に、おなじみ建設中のランドマーク栄ビルはどんどん上に伸びています
名古屋港・ガーデンふ頭の広場で開催の港区区民まつり会場に
晴天に恵まれたこともあり多くの人で賑わっていました
イベントとしてはステージでの音楽演奏やチアダンス演技などがメインですが
そちらは午後からという事で見送り
今回の目的はお祭りの一環として公開される地元消防隊による放水展示です
岸壁で準備を進める消防隊員さん達
訓練開始のラッパ演奏があり
名古屋市消防局の消防ヘリコプターAS365「のぶなが」が展示飛行
消防ヘリの飛行展示は自衛隊の基地祭などよりも間近でヘリを見れるのが
ダイナミックで良いです
来客も盛り上がり
消防ヘリに続いて海上保安庁の巡視艇と消防庁の消防艇による放水展示があり
消防隊も岸壁からの一斉放水で展示の〆
秋晴れの空に掛かる放水のアーチが爽やかでした
桟橋では小型の巡視艇の見学会
先ほど放水に参加していた巡視艇も桟橋に戻ってきました
広場での交通局などの特殊車両展示なども見学して
少し早めにフードコートでお昼ご飯
和風明太鉄板スパゲッティを頂いて港を後に
場所は離れていますが電車では一本、中区の名古屋市役所にやってきました
昭和8年に完成した日本で2番目に歴史のある市役所の建物(一番は京都市役所)
名古屋市民をやってても中に入ったことは一度もない建物ですが
この日は一部施設の一般公開日という事で初入場
廊下や階段からして大理石造りで重厚な雰囲気
市議会が行われる議場
円形の座席配置が印象的ですね、真ん中は意見を発表する議員が立つのでしょうか
視線が集中するのがなかなか怖そうです
重要な来賓を迎えるための貴賓室
独立した化粧室やトイレも備えて高級ホテルの一室のよう
ただ案内の職員さんによると最近は本当に貴賓を迎えることより
ドラマや映画の撮影に使用される事も多いよう、首相官邸の応接室という扱いで
幾つかの作品に登場したそうです
こちらは市長室、長らく河村たかし氏のお部屋でしたが来年は誰が座ることになるでしょうか
会社の社長も日がな一日社長室にいるわけでもないですし
実際市長もどの位市長室にいるのでしょうね、これも職員さんに聞いてみればよかったかもしれません
6階まで上がり屋上へ
屋上から名古屋城を臨み
いつも地上から見上げる時計台
屋上からは更に塔の上になっていますがこちらの内部までは見学できませんでした
調べると過去にはこの時計台の内部の見学会もあった模様
老朽化もあり中々機会も少ないと思いますがチャンスがあったら参加してみたいですね
屋上をぐるり
こうしてみると名古屋城一帯はお堀も含めて緑が多いですね
自分もお堀でタヌキの家族を見たことが有りますが最近はキツネも住んでいるようです
見学を終えて市役所を出て
すぐ隣の愛知県庁へ
こちらも昭和13年に完成と歴史ある建物、天守風の屋根が特徴的な建物ですが
現在は完成以来初となる大規模な屋根の補修工事中です
こちらも普段は入る機会の無い建物ですが市役所と合わせて一般公開の日
元県議会議場のホール、現在は会議場は新築された別の建物に設けられて
こちらは汎用的な講堂となっているそうです
県庁の貴賓室、かつては昭和天皇が滞在されたこともあるそうです
知事室、こちらは応接スペース
どんな話し合いがここでされているのか…
知事室へ、大村知事がお出迎え
県庁の食堂、職員向けなのでリーズナブルですね
こちらは一般公開、というか普通に営業中
港でお昼を済ませてなかったら話のタネにここで食べて見たかったですね
屋上は屋根が工事中という事もあって部分的な公開でした
隣の市役所と名古屋城を臨み
中央の建物には大きな煙突
現在は使われていませんが県庁内の暖房や温水供給に用いたボイラーの煙突だそうです
銅製の瓦の展示、屋根の修繕で瓦は新しい銅色の物となり
みなれた緑青色まで酸化するのは30年後くらいになるそうです
県庁の屋根の色の変化も修繕後はちょっと意識して観察すると面白いかもしれません
屋上まで見学を終えて県庁を後に
入った事のない建物への興味本位なところはありましたが
いろいろ勉強できた市役所・県庁公開でした