四日市港まつり 護衛艦「てるづき」と浚渫船「27金剛」見学(2024/8/4) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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三重県四日市

四日市港まつり 2024年8月4日

 

今年ももう8月、真夏日が続いていますが四日市港で開催された

港まつりに行ってきました

 

まずは電車で四日市まで

市街地の近鉄四日市駅ではなくひなびた貨物駅の方のJR四日市駅

 

港まつりの会場は工場地帯のふ頭なので往復はシャトルバス

 

暑い中ですが会場は結構な賑わい

 

そして今回の目当ては港まつりの一環として

四日市港で働く船と合わせて来港、一般公開される護衛艦てるづきです

 

会場から少し歩いててるづきの接岸している埠頭へ

 

今年の春ごろに護衛艦「くまの」を見学したのもこの埠頭でした

 

護衛艦としては小ぶりでステルス性の為に外見もすっきりしていた「くまの」に対して

こちらはいかにも軍艦と言った威容

ヘリ甲板にはシーホーク

外から眺めていたらファランクスの動作展示が始まり

ギュンギュンと機敏に動きます

艦内見学へ

フェンスに囲まれたVLS

短魚雷発射管

よく似たこちらはデコイランチャー

船尾のヘリ甲板へ

 

艦船擬人化ゲーム「艦隊これくしょん」の秋月型駆逐艦照月さんのPOP

護衛艦の見学ではお馴染みとなった感もありますが普段は軍艦の艦内に

美少女の看板が仕舞ってあると思うとちょっとシュール

ぐるっと船上の外周を一周して見学終わり

 

埠頭にはパトリオットミサイルの展示も

高機動車やバイクの展示はよくありますがパトリオットまであるのは珍しいですね

 

今回の四日市港まつりのイベント、はたらく船展示という事で他にも様々な船が見学可能でした

…というか護衛艦の方が趣旨的にはゲストですね

こちらは漁業実習船の「しろちどり」

 

実習船とは言え漁船というのも実のところちゃんと見た事は無いので興味があったのですが

こちらの「しろちどり」は一般見学は午後からという事で今回は見学できず

 

海上保安庁の巡視艇あおたき、小さいながらも背の高い放水銃塔を備えています

フレームに収まっていませんが

塔の上からさらに伸縮して高い所から放水できるのが機能的

こういう消防用の小型艇のモデルも作ってみたいですね、手ごろなモデルがあると良いですが

 

こちらも消防用の船、化学消防船てんおう

海上保安庁ではなく民間の防災会社の所属の船のようです

 

そして今回のイベントでは一番目に付く、というか遠目には船と言うより

港の設備かと思う大きさのクレーンを備えた高砂建設のグラブ浚渫船「27金剛」

船と言うよりは艀に乗った建設現場

掘っ建ての現場事務所のような船橋もそのイメージを強めています

真後ろから見ると推進部には小型のプッシュボートが2隻ドッキングしているのが判ります

船上に上がってもやはり船の上と言うよりは何かの工場のよう

クレーンは大きすぎて近くによると全貌が見えなくなってしまいます

クレーンに上がって運転席などの見学もできたようですが

こちらは予約制の見学ツアーだった模様

 

デッキに上がって2隻のプッシュボートを

浚渫現場まではこの27金剛の推進器として使用されるこのプッシュボートは

現場に到着して本体が移動する必要が無くなったら今度は浚渫泥を運搬する艀の移動に使用されるようです

ドッキング機構も併せて合理的で面白いですね

船橋の操縦席

ドッキング状態の2隻の押し船をここから操縦できるよう

船内を一回りしていたらクレーンの動作展示が始まっていました

ガバっと開くグラブが大迫力

一掴みだけでも相当な量の海水を回収

実際の作業ではもちろん海水ではなくて海底の泥でしょうがすごいパワーですね

護衛艦なんかは何のかんので年に何度かは見に行く機会がありますが

こういう作業船を間近で見るのはあまりないので面白かったです

 

はたらく船の見学も一通り回ったところで

日も高くなって遮蔽物の少ない埠頭はかなり暑くなっていました

湾内ではカッターレースが開催されていてこちらも暑さに負けない熱気

レースを見届けても良いのですが暑さ的にちょっときつくなってきたので

今回はここまでに、帰りのバスを待ちながらキッチンカーで買った柚子シャーベットでクールダウン

JR四日市駅に戻ってきて寄り道せずに帰宅しました

護衛艦目当てで訪れたお祭りですがクレーン船の迫力が印象に残ったイベントでした

こういうタイプの船も面白いですね