ルーブル彫刻美術館と大観音寺(2023/5/3) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

三重県津市

ルーブル彫刻美術館、大観音寺

2023年5月3日

 

連休初日の水曜日

ネットで見かけて興味を持ったルーブル彫刻美術館に行ってきました

 

近鉄を乗り継ぎ最寄りの榊原温泉口駅へ

 

駅のホームからも彫刻美術館のエントランス像と金色の大観音が見えますね

駅の近くなのはありがたい事です

 

駅名から温泉街の入り口の駅…みたいな雰囲気を想像していた駅ですが

榊原温泉へはここからさらに送迎バスに乗っていくよう

駅の周辺は農地とまばらな民家のみ

徒歩圏だと目当ての美術館以外には観光できそうな場所がないのがやや残念ですね

 

駅からも見えた通りルーブル彫刻美術館と大観音寺は駅のすぐ裏手

歩いて5分ほどでした

 

 

入り口からしてインパクト大の

巨大ミロのビーナスと女神ニケ像

自由の女神もあります

由緒正しき本家ルーブル公認の姉妹美術館ですが

ちょこちょこ謳い文句が秘宝館的なノリのB級感

 

駅から見える方は実は美術館の裏側で

ぐるっと回ると正面玄関に

驚いたことに駅から見えるものとは別にエントランスの両脇にも

巨大ビーナスとニケ像があります

自由の女神も

駐車場にはスフィンクスも

 

玄関のセンターを務めるのはモーセ像

 

大観音寺とのセット入場券を買って館内へ

いきなり情報量が凄い

地上1階と地下1階の2フロアの館内に所狭しと

彫像やレリーフが並びます

教科書やパンフレットで見るような有名どころの彫像が原寸で間近に

しかも撮影可能で鑑賞できるのがとても面白いところ

似たような(といってももっと規模が大きいですが)所で

四国にある大塚美術館も世界中の有名絵画の陶板コピーレプリカを展示していて

自由に鑑賞・撮影できる美術館、過去に一度行ったことが有りますが

少し駆け足だったのでまたいつか行ってみたい場所です

ロゼッタストーンも

 

併設の大観音寺と運営が同じ事もあり

西洋の彫刻以外にも仏像の展示も多め

特に館内中央に鎮座する千手観音像は圧巻

本当に手が1000本あるというふれ込み

数え切れませんが

因みに千手というのはあらゆる衆生をあまねく救う、という概念なので

造形としては本当に手が千本なくても手抜きではありません

常にあらゆる世界を見守っているので頭もたくさん

美術館を出て大観音寺へ

大観音寺への通路の横にはカエルの楽団

縁起物的なものらしい

 

大観音寺の入り口に

こちらもお寺、というにはB級感を感じる佇まい

幾つか屋内のお仏像をお参りしてから

目的の大観音像へ

全高33mの金色の観音様

足元には小さい、と言っても150cm位はある観音様がぐるっと円を描いています

因みにこの日来たきっかけというのが

ネットで牛久大仏の話題を見かけて

自分周囲で既に知ってる聚楽園と名古屋大物以外で

何か大きな仏像はあるか…と調べた所に

この大観音様が引っ掛かったというところ

正面下から見上げる事を想定している為か

横から見ると少し前傾している構造ですね

青空に金色がよく映えます

雨の日や雪の日もそれはそれで面白そうですが

さすがにそう気軽に来れる距離ではないのが残念

 

観音様以外にも大きな仏様の手

神獣白澤

所で白澤って予言をする神獣だったような

ガン封じも担当なんでしょうか

カラオケ観音

一粒万倍にあやかった巨大なお釜…とユニークな展示物も沢山

 

ぐるっと一周お参りして駅に帰ります

 

急行も停まる駅のため意外と電車の待ち時間も短めでした

ルーブル彫刻美術館、大観音寺ともに展示がユニークで魅力的な施設でした

前述通り駅の周辺にはルーブル彫刻美術館、大観音寺以外には

徒歩で行けそうな観光スポットがないのが公共交通機関ユーザーには惜しい所ですね

沿線の観光地なんかも併せて調べてから出発した方がよかったかと反省です