かかみがはら航空宇宙博物館 岐阜県各務原市
2021年7月24日
先日はあいち航空ミュージアムに行きましたが
折角なので航空博物館つながりで各務原の航空宇宙博物館に行ってきました
あい空は三菱系民間機、各務原は川崎系軍用機中心と言う事で
収蔵機にも殆どかぶりがないのでハシゴにも向いています
名鉄で各務原市役所前駅まで移動、普通しか止まらないので乗換は必要ですが
本数の多い路線なのでそれ程不便ではありません
ここから市営の100円バスで博物館まで移動です、バスの本数は多くないので
行き帰りの時間は確認しておくと良いと思います
バスでおおよそ20分、航空宇宙博物館に到着
屋外展示もヘリ1機に大型機3機と大ボリューム
特にUS-1飛行艇とP-2J対潜哨戒機はは珍しいですね
山口県のどこかの公園にはUS-1の前身のPS-1飛行艇が屋外展示されているそうですが
劣化により近日撤去されるそうです、同じ屋外展示ですが博物館の管理の下の
これらの機体は長く展示できることを望みたいですね
YS-11は洗機中
大事にされています
エントランスに入るとサルムソン2A偵察機
川崎において最初に製造した航空機という事でエントランスにぴったりの期待です
エントランスの次は復元時に大きくニュースになりこの博物館の顔になった飛燕を中心に
太平洋戦争中の航空機開発についてのコーナー
好きなんですよね九二式重爆、いつか作ってみたいです
飛燕の展示コーナーを抜けてメイン格納庫に
単純に広いのもありますが機体が綺麗に並んでいて好感が持てます
戦後日本における航空産業の復興の時系列が判る展示方法になっているのも特徴
一見地味な機体でもただスペックを書いてあるだけでは無く
どんな立ち位置にあるかが解説されているので案内板も読み甲斐があります
異様な姿で目を引くUF-XS実験飛行艇
新型飛行艇(後のPS-1)の開発データを集める為に
米国の協力で譲渡されたグラマン・アルバトロス飛行艇を大幅改造した機体
シンプルに格好いいT-2CCV
実験航空隊を擁する岐阜基地に隣接する為
実験機や研究機が充実しているのがこの博物館の魅力です
飛燕以前はこの博物館の顔だったSTOL実験機「飛鳥」
STOL性向上のために高い位置に設置された四発エンジンが迫力あります
大きく展開した状態で展示されているフラップとスラットも見もの
とにかく情報量が多いので何時間でも見てられる…
コロナ下の為ガイドツアーが中止中なのは残念ですね
たっぷり見回って博物館のレストランでお昼
ニンジン天ぷらうどん
そのまま帰っても良いですが
せっかく岐阜まで来たのでもう一か所
帰りのバスを途中で降りて木曽川沿いの公園へ
淡水魚の水族館、アクアトトぎふがある公園ですが
今回は水族館までは見る時間がないので軽く公園内を散歩
まぁちょっとした誤算がありまして
飛行機尽くしの連休、そこそこ有意義に過ごせたでしょうか