ウォーキング 愛岐トンネル群特別公開 | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

愛知県瀬戸市 旧国鉄愛岐トンネル群

中央線 開業120周年記念 無料特別公開(2020/7/25~26)

 

雨続きのここ最近、雨天中止とHPにあったこのイベントも参加できるか怪しかったところですが

有難い事に晴れ間に恵まれました。

 

例年は新緑の4月と紅葉の11月に公開されている愛岐トンネル

今年は4月の公開が中止になったのもあってかこの時期にコースを一部限定して公開です

 

入場時間に合わせてJRで定光寺駅へ

 

秘境感がありますが名古屋からは電車で30分強の気軽なスポット

 

定光寺駅から愛岐トンネルを目指します

公開期間が2日間と短い上に昨日も雨だったので

やや不安な天気の中でも参加者は意外と多し

 

森の緑に埋もれた鉄橋が見えてきたら到着

 

立派なプレート、去年はあったかな

 

受付で検温と記名をして散策開始

スタート地点となる3号トンネルは今の期間は予約制でビアホールになっています

今回はウォーキング目的なのでお酒は我慢

 

こんな所でのんびりビールを飲むのも良さそう…

 

3号トンネル出口

 

普段は4月11月の公開なので夏に来るのは初めてですが

連日の雨もあってむせかえるほどの森の空気

湿度は高いですが風もあり割とさわやかです

 

かつて線路だった道を行く

 

去年までは捻じれたまま成長していた木ですがとうとう折れてしまったようです

こちら2年前の様子

 

歩いて行くと4号トンネルが見えてきます

 

トンネルの正面に直立する木が廃線感を演出

 

4号トンネルを出ると巨大なモミジの木

紅葉で真っ赤に染まる姿も良いですがこの活き活きした緑色も圧巻

 

土留めのコンクリ壁や石組の名残を左手に進行

 

信号機の台座跡

 

トンネル保護会の人が作っているという水車

 

例年だと仮設トイレがあった区画が倒木で潰れていました

 

所々に木彫りの像、これも保護会の手作りかな

 

例年の公開では弁当やアルコールの販売で賑わうマルシェ広場

何もない姿を見るのも逆に新鮮です

 

お茶だけは無人販売

 

広場を抜けると5号トンネルの入口

 

トンネルの中は水が滴り靄が立ち込めて独特の冷気があり気持ちが良いです

 

トンネルを出ると機関車の車輪

例年の公開だとアルプホルンや馬頭琴の演奏が見えるレンガ広場も今日はフリー

アルプホルンの人はトンネル出口で演奏されていました

 

公開されている中では一番長い6号トンネルへ

殆ど照明の無い区間もあるので懐中電灯など足元を照らす道具はあった方がよいでしょう

 

6号トンネル出口

 

ここが愛知岐阜の県境

 

当時の鉄橋も橋桁が残るだけなのでここでUターン

いつか多治見側も整備されて次の駅まで歩いて行けるようになるでしょうか

 

例年の公開では復路は川沿いの古道を通りますが今回の公開では

通行止めとなっていたので来た道を戻ります

 

今更ですが基本的には散策道は当時の線路のバラスト石がそのまま残っているので

靴底のしっかりした歩きやすい靴で来ましょう

 

鉄橋の下に降りて帰り路へ

 

定光寺駅に戻ってきて帰宅

帰りの電車を降りたところで雨が降ってきたので

なかなか際どいタイミングだったようです

ちょっと特殊な時期と限定的な公開になった今回の愛岐トンネル公開日ですが

普段の公開日では見れない姿も見れて新鮮な面もありました

 

秋の紅葉の時期の公開は通常通りに行えるよう祈りつつまた訪れる日を期待したいと思います