アメリカ海軍 グラマンF8Fベアキャット(1:144) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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ペーパークラフト(Thai PaperWorks フリーモデル) 

Grumman F8F Bearcat  1:144
 
なぜだか思い付きで始めてしまったグラマン機連続製作
アメリカ海軍レシプロ戦闘機の最後を飾ったF8Fでひと段落です
 
有名なアクロバットチーム「ブルーエンジェルス」使用機を製作
 
良くも悪くもF4Fの改良発展型である事を求められたF6Fに対して
F8Fは日本、ドイツの戦闘機の研究結果やF4F~F6Fで培ったノウハウを基に
大出力・重装甲というグラマン機のコンセプトを受け継ぎながらも
徹底的な洗練・小型化が施された戦闘機です
従来機の様な武骨さを感じさせない小柄のシルエットはまるでエアレーサーのよう
 
機体サイズは2世代前のF4Fよりさらにコンパクトになり
大型のF6Fでは運用に難がありF4F(のゼネラル生産型FM-2)を
使用してた護衛空母にも搭載可能となりました
 
マニア界隈に「大戦中の最強戦闘機」を問えば必ず名前が挙がるほど
迎撃機として優れた性能を持った機体でしたが
終戦間際の実戦配備により太平洋戦争での実戦投入の機会はなく
戦後は急速なジェット化の流れの中で戦闘機の役割を失いその配備期間は
短いものに終わります

 

一方で退役後は多くの機体が武装を外して民間に払い下げられ

陸軍のP-51共々、エアレーサーやアクロバット機などスポーツ機の花形として
広くアメリカ国民の印象に残りました。
 
不幸なんだか幸運なんだか判らない高性能機F8Fベアキャット
前日までの作業で機体は出来ているので残りは着陸脚とプロペラです
 
型紙では単純な張り合わせ指示の主脚ですが
流石に頼りないので間に針金を挟み、タイヤも厚紙で裏打ちします
 
プロペラは4枚羽根、印刷前にマーキング追加すればよかったかな…
 
という訳で完成
ブルーエンジェルスというとテカテカのグロスブルー…というイメージが強いので
印刷用紙もツヤありを使った方が良かったのかもしれません
 
グラマン機もひと段落したのでそろそろ大きな物に取り掛かりたいところです