カードモデルのダウンロード販売サイト「Ecardmodels」で購入
ペーパークラフト(Thai PaperWorks repaint By Rata)
Grumman F6F5 Hellcat 1:144
スカイロケットから開始したグラマン大戦機も4機目となりました
F4Fワイルドキャットの後継機、F6Fヘルキャットです
太平洋戦争中盤~後半のアメリカ海軍の主力を務めた戦闘機です
本来、F4Fの後継機はこの時期既に配備が始まっていたヴォート社の
F4Uコルセアが務める予定でしたが、搭載エンジンの不調や艦載機として扱いにくさから
F4Fに熟練したパイロットがスムーズに転換できる保守的な発展機が求められました
たまに「ゼロ戦を研究してゼロ戦に勝つために作られた戦闘機」等の
エピソードを盛られているのを見かけますがこの機体自体の開発は
上記の通りのF4Fの保守的な発展型です、配備に近いタイミングで
米軍の対ゼロ戦戦術が決定的な物となった事による優位の逆転からの
イメージなのかもしれません
本来の主力機F4Uの改良と運用ノウハウの蓄積に伴い順次更新されながらも
終戦に至るまでF6Fは主力の一角として活躍しました
今回作ったF6FはThaiPaperworks様で配布の1:100モデル
エセックス艦載機としてのリペイントモデルをEcardmodelsで購入して製作です
ThaiPaperworks様の小スケールモデルは
コックピット再現はありませんが別糊代、胴体と主翼のリム部品が用意されているため
小スケールながら印刷部品だけでスマートに作れるようになっています
機体の主要部分をパーツ切り出し、糊代も取り付けます
順番に組み立て、基本的には作りにくい部分も無いオーソドックスな構造
機体ができました
艦載機といえばやはり主翼をたたんだ格納姿勢
このモデルは収納状態用の再現部品が付いていませんが(マステで止めただけ)
いつか収納状態の艦載機も作りたいですね
着陸脚を製作
胴体収納だったF4Fから主翼収納になったので脚柱は見た目はシンプルに
ただし実機では90度回転しながら後方に畳んで格納するというちょっと変わった方式
プロペラとアンテナ
燃料タンクも製作
ちょっと失敗…ベルト状の部品が寸足らず
という訳でグラマン4機目、F6Fヘルキャット完成
次はF8Fベアキャット…と思っていたのですが
製作中に昨日作ったワイルドキャットと比較
同スケールの筈なのに全幅約12mのワイルドキャットと約13mのヘルキャットが
ほぼ同じサイズ…実は昨日ワイルドキャットとスカイロケット並べた時にも
違和感あったのですがどうもワイルドキャットの縮小率を誤っていて
1:144より大きく作っていたようです
という訳で次はワイルドキャットのリテイクです
今度は正しく1:144で作ります