アメリカ海軍 グラマンF7F タイガーキャット(1:144) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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ペーパークラフト(Bruno Vanhecke氏作 Scissors and Planesシリーズ)  

Grumman F7F-3N Tigercat 1:144
 
製作に1日間をおいてタイガーキャット完成です
 
大戦中の艦上機では珍しい正式採用された双発機です
 
普通の艦上戦闘機の次期主力機コンペに珍妙な双発機(XF5Fスカイロケット)で
エントリーするという離れ業を見せたグラマン、スカイロケットは不採用に終わりますが
そこで蓄積された技術ノウハウは海軍に着目されて建造中の大型空母に配備する
艦上双発戦闘機の開発依頼を受けF7Fタイガーキャットは誕生しました
 
とは言え配備が始まったのは太平洋戦争の真っただ中
名実ともに主力を張っていた戦闘機のF4Fワイルドキャットやその後継機F6Fヘルキャット、
艦上攻撃機TBFアベンジャーなど、すでに活躍中のグラマン機の生産が優先された為
その生産・配備数は米軍機としては僅かにとどまり太平洋戦争においても実戦を
経験することは無かったとされています
終戦後はその高速性や双発機由縁の搭載力・航続距離から偵察や夜間戦闘に
活用され1950年代まで細々と活躍しました
 
実際の活躍よりも個人的には珍機スカイロケットのリベンジを果たした
正式採用機という辺りにドラマを感じる機体です。
 
 
ここからは先日の製作日記の続き
主翼と胴体を作った時点から再開
エンジン部を製作
 
主翼下面に張り付くようにエンジンがぶら下がっているのがやや特徴的
 
複座の夜戦型のモデルなので風防はレーダー手席があるタイプ
 
機首のレーダーの膨らみを取り付け
夜戦型は機首にレーダーを積むため機首の機関銃は搭載していません
 
タイヤはいつも通り黒厚紙と元の部品の積層
 
左右の脚は元の部品では頼りなかったので針金で製作
 
脚を取り付けると尻もちをついてしまう…機首に錘はいれたのに…
 
仕方がないのでお腹を少し開いて錘を追加投入
開いた部分は後で増槽の陰になるので目立たない筈…
 
とりあえず自立するようになりました
 
脚カバーを取り付け
 
プロペラも作ります
 
燃料タンク、最初は付けるかどうか決めかねてましたが
前述のお腹の傷を隠すために取り付ける事に
 
増槽を機体に取り付けて完成です
 
グラマン機を続けたのもの何かの縁
このまま次もグラマン機にしてみようと思います