昨日の天気予報では晴れ印
これは花見日和だと計画を立てていた今日(2/23)ですが
起きてみれば曇り空、悩んでいたら雨まで降ってきたので遠出は中止
昼前になって晴れて来たので近所をぶらぶらする事にしました
道なりの公園では1本だけ植わっている桜が満開
早い品種かもしれませんがここだけ春の様な絵面です
最初の目的地は近場にあるけど行った事がなかったUFJの貨幣資料館
銀行屋さんの施設ですが日曜も営業している事はHPで確認済み
ぬかりはありません
*今日は祝日
ぬかりました
…まぁまたいつか来ましょう
続いて先日行った徳川美術館で配っていたパンフで知った
名古屋陶磁器会館に来ました
大通りの脇道にひっそり佇む昭和7年建設という歴史ある建物です
今は陶器の雛飾りの特設展を開催中という事で紹介されていました
外観同様に中も小奇麗ですが古めかしい雰囲気を残してます
常設展の展示のメインは名古屋で絵付けされた輸出用の陶磁器
展示室は小さめのホール一部屋程度、閲覧無料で決してボリュームがある訳ではありませんが
時代背景を絡めながら見るとなかなか面白い内容でした
絵付け体験もやってる様子、近場で興味のある人は良いかもしれません
(まぁ市内ならノリタケの森に行けばもっと選択肢がありそうですが)
ギャラリーショップでは輸出用のゲイシャの透かし絵入りのマグカップなんかも売っていました
陶磁器会館をでて次の目的地に向かいます
江戸時代から残っているという長屋の門を横目に通って
豊田佐助邸に到着
豊田紡績の社長さんで、自動織機の発明家豊田佐吉の弟ですね
外から写真を撮って中はチラ見…程度に思っていたのですが
ガイドツアーに呼びかけられてそのままじっくり中を見てしましました
洋風の建屋の2階は豪華な和室、随所随所の当時のハイエンドのこだわりや
連続性のある襖絵の意図等ガイドがなければ判らなかったと思います、感謝
豊田佐助邸を出た所で小腹が空いたのでふらりと見かけたラーメン屋に入店
野菜マシマシマーボータンメン
シビ辛のマーボーと美味しく炒めた五目野菜の組み合わせで箸が進みました
近くを通ったらまた来よう…
お腹も膨れた所で市政資料館に到着
市政資料館からさらにお城の方に向かい今度は歯の博物館
愛知県の歯科委員会が運営している施設です、こちらも入場無料
歯のメカニズムのパネル展示や昔の治療器具の展示など
こちらもそれほど広くはありませんが歯そのものに特化しているのでなかなか情報として面白いです
そのまま徒歩で数分、今日の締めの愛知名古屋・戦争に関する資料館
こちらも古くて味のある建物です、そして入館無料、今日はラーメン以外お金使いませんでした
名前の通りの戦争に関する資料館
テーマとしては戦時下、終戦直後の市民の生活
そして名古屋の空襲の過程が様々な資料を通して解説さてています。
戦闘機や戦車の模型の様な客寄せ要素も無く
反戦や平和を謳うような思想的な要素も無く
淡々と戦時下の物品と事実が解説される展示は逆に生々しさを感じさせられます
ミリタリー模型なんか作ってると「あぁこのオッサンは戦争と軍隊が大好きなんだ」
みたいな目で見られることもあるもんですがソレとコレとは別の話なのデス
どっかの町長の物言いで航空産業のタイムラインから戦時中~戦後の歴史部分をオミットして
ゼロ戦を腫物のように案内板から消した片手落ちな航空ミュージアムが地元にありますが
隠したり興味を持たせない事よりもどんな切っ掛けからでも興味を持って自分で考えて
自分で結論をだせる環境を作れるハコモノ作りを心掛けてほしいモノです
えらい陳腐な事を語ってしまいましたがそのくらい感傷的な気分にさせられる資料館でした
さてさて明日は晴れるでしょうか