電車通学の自立登校へ向けて~その2~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。歯医者定期健診をさぼっていたら、マウスピースがボロボロになってしまいました。マウスピースは、顎関節症の悪化を防ぐために大事な治療具なので、新しくしてもらうために歯医者通いを始めました。しばらく、かかると思います。

 

自立登校へ向けての満員電車の乗り方以外に出てくる、問題についてあげておきます。

 

○電車の遅延、運転見合わせ

→これは、どの路線でも出てくる問題です。乗っている場合は、待つしかないということを、理解してもらいます。家や学校に遅刻するという報告の電話をするスキルを身に着けてもらいます。

 

→乗る前だとしたら、家、学校に電話連絡したあと、別路線やバス通学に切り替えます。他の行き方の練習もしておく必要があります。

 

→学校と家の間を、子どもと歩きました。グーグルマップを見ながら、線路際の道を通って家まで帰りました。

 

○予定の電車やバスに乗り遅れる

→寝坊や渋滞などで、乗り遅れてしまうことがあります。学校にではなく、家に連絡をいれて、母が学校に連絡をいれることにしました。就職してからは、自分で遅刻の連絡を入れています。電話口で何というか、お手本文を、用意してあります。

 

→そもそも、ぎりぎりの時間の電車に乗るのでなく、少し余裕もって行動するようにスケジュールを組んでおきます。

 

○財布やPASMOや定期、スマホを落としたら・・・

 

→まず、親に連絡する(スマホの場合は家まで帰ってくる)、親と連絡がつかなかったら、家まで帰ってくる。

 

→PASMOや定期の場合は、もしもの時用に、リュックの生徒手帳の中に、1,000円札とテレカを入れておきました。公衆電話の使い方も教えておきます。

 

→本人の通った駅(電車会社ごと)に、遺失物届を出す。道路の場合は、警察に問い合わせをする。パソコンで、遺失物や忘れ物を検索できる。

 

親が一緒に通学しているうちに、対応策や不安を軽減させる方法を身につけてもらいましょう。

 

一つ一つのことに、子どもが一人で対応できるようになって、不安を感じなくなれば、自立登校できるようになります。途中から、1人で行ってもらう、その後、行きだけ、帰りだけとスモールステップで出来ることを増やしていくといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

巨大イラスト、キャラクターの色塗りが終り、電車の部分になりました。

 

 

一台一台、実際にある車両で、車両番号を白いボールペンで書いて、上から色鉛筆を塗ると浮かび上がるという、新しい技法を自分で開発しました。色々工夫しています。

 

追伸

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