LADです。ご近所のお庭で、金柑がいい色に色づいていました。こんな時期に実がなるんですね。調べたら、品種によって、11月から5月くらいまで実がなるそうです。
養護学校の高等部に4月から通う保護者の方から、通学の付添いが毎日2往復でたいへん。一人で学校には行けないので、親も定期券を買うというお話を聞きました。
お子さんを知っているので、最初は、全て付き添いが必要かもしれませんが、スモールステップで一人通学出来るように練習したらどうかと提案しました。
最初は、お母さんと一緒に通学して、慣れたら自立登校を目標にするのです。以下、自立登校に向けた提案したスモールステップの仕方です。
≪電車の乗り方≫
1)春休みの3月中に、4月から乗る予定の電車に乗って、親子で練習する。
2)定期券、PASMOの使い方を練習する。
→改札のタッチの仕方、チャージで使うなら、券売機でのチャージの仕方、1000円を切ると、改札の機械の残高表示の色が変わって教えてくれる等の使い方を教えておく。
3)ホームでの電車の待ち方を教える
→ホームでの整列の仕方。降りる人が終ってから、乗りこむ。順番に並んで乗る。3列(2列)に並ぶ、足元の「先発」「後発」の意味を教える。通過電車の危険性を教えて、黄色い線の内側を歩くようにする。
4)自分の乗る電車の確認
→自分の行きたい駅に電車が止まるかどうか確認してから、乗車する。行き先の他、普通、快速、特急などの種類によって、停車駅が違うことを教える。漢字の読みが心配なら、色や時間で教える。
5)乗り込んでからの座り方、立ち位置を教える
→席が空いていたら座れるが、座れないこともあることを説明。立って乗るときのつり革の使い方、つり革につかまらないなら、電車の揺れに対応するために、ドアの端に立つことやバーに掴まる方法を教える。
5)降りる時のマナー&ルールを教える
→人を押しのけて下りない。入り口に下りない人が居る場合「すいません。下ります」と、声に出して、降りることをアピールしてから、人の間を通るようにする。自分が入り口にいる場合は、下りない駅の場合は、入り口をふさがない。下りる人が多い場合は、一度、ホームに降りて、再度乗りなおす。
6)駅のホームやコンコースの歩き方を教える
→人の流れに乗るということを教える。息子は、「人の流れ」という比喩が分からず、行きたい方向に歩いている人の頭の後ろを見ながら、同じスピードで歩くという風に教えました。前から歩いてくる人の顔を見て、その間を通るのは、逆走になるので、ダメだと教えました。
朝の通勤時間帯は、とても混みます。人混みが苦手な息子は、最初とても躊躇していました。ですが、電車に乗らないと学校に行けません。
混雑する時間帯をずらす(養護学校は開始時間が遅いので、ぎりぎりの電車にする)、満員電車に乗っていなければいけない時間を事前に示す。時間で6分、2駅は、我慢することを伝えました。
覚えてもらわないといけないことを課題分析して、細かく表し、それを親が付き添って通学する間に教えていくといいとアドバイスしました。
【今日のいいとこ探し】
会社から帰ってきたら、途中の乗り換え駅で、養護学校時代のお友達にあったそうで、久しぶりに話が出来て、うれしかったそうです。
養護学校を卒業した時に、2年後の成人式の年に、同窓会を開こうと企画していたのですが、コロナで延期になっています。
「早くコロナおさまって、同窓会したいなあ・・」と、つぶやいていました。息子の養護学校の高等部生活は、とても充実していて、楽しい思い出なのだと思います。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。