幼稚園児の「問題行動」の対処の仕方~その2~ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。公園にウォーキングに言ったら、綺麗なピンクのしだれ梅が咲いていました。いい匂いもして、春を身近に感じました。

 

 

昨日のブログの内容が、ちょっと偏り過ぎていたので、色々な対処方を書いてみたいと思います。

 

自分のうちの子のこと、親の会の会員さんのお家のこと、勉強会や講演会できいたことです。何か、参考になるといいのですが・・・・

 

気持ちの切り替えができない、執着しているものをやめさせようとすると、癇癪を起し、泣き叫び、他害がある年中のお子さんのことで、相談を受けました。

 

年齢が低いので、説明で納得してもらうという解決方法は、難しいです。

 

○気持ちの切り替えは、場所を換える。

 →そのままの場所にいると、気持ちが切り替わらないことが多いので、小さい子ということで、抱えて移動してしまう。子ども部屋から、リビングへ行ってしまう等。幼稚園なら、教室から、職員室へ移動等。

 

○視覚優位なので、とにかく目に入らないようにする。

 →見えているものを、ダメだというのは難しいので、事前に見せないか、見えないように、カバーをかける、袋に入れてしまう等、物理的に視界から無くしましょう。

 

○周りの子にも、協力を得る(幼稚園ならクラスメイト、家なら兄弟)

 →周りの子に、お手本となる行動をしてもらう。周りの子に、働きかけて、次の行動へ誘ってもらう。少しでも、「同じことをしたい」と、思っている子には、いいと思います。

 

○気持ちを切り替えるフレーズを決める

 →「10数える」とか、「1・2・3、はい終わり」、「おしまいの歌」を決めておくなど、毎回この声掛けをして終われるようにする。タイマーをならず。

 

○始まりの合図、フレーズを決めておく

 →「はじまるよったら始まるよ~♪」、「○○したい人、この指とまれ~」など、毎回同じ声掛けをして始めるようにしておく。

 

○時計を読めるようにする

 →アナログ、デジタル、どちらでもいいので、時計が読めると、待てるようになったり、終われるようになる。

 

○スケジュールが使えるようになる

 →文字が読めるなら、文字のスケジュールで。文字がまだ読めないなら、絵カードや写真のスケジュールを使う。繋がったものが見れない場合は、1枚ずつ杉の行動を見せて、自分から動いてもらう。

 

何か、その子に、合った方法が見つかるといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

冷蔵庫のカレースプレッド(パンに塗る)の賞味期限が近づいていたようで、昨日の夜から、「明日の朝は、カレーパンにします」と言われました。

 

母は、賞味期限のことなど、全然みていなかったので、無駄にしてしまうところでした。

 

追伸

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