卒業後、福祉の枠で「働く」こと以外の進路 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランターのチューリップ、ほぼすべて芽がでてきました。ここまで芽が伸びるのは、ちょっと早すぎるような気がするので、霜よけ藁をかけるかどうか迷っています。

 

 

今日は、成人のお子さんをお持ちの親御さんの集まりに参加してきました。30歳、40歳のお子さんのことが聞けるので、とても参考になります。

 

養護学校高等部やサポート校を卒業した後、「福祉の枠の中で、必ず働くしか、選択肢がないのか?」という話になりました。

 

もちろん、毎日通う、職場や事業所があり、規則正しい生活を送ることが、子どもたちの長い人生には必要なことだとは、認識しています。

 

ですが、自閉症の子の特性、性格は、十人十色で、それぞれ違います。

 

こだわりが強く、感覚過敏が酷いなど、集団生活を送ることが難しい子や、グレーゾーンで、福祉の傘のしたでなく、アルバイトやパートなら、そこそこ働ける子などは、福祉の枠にこだわらず、生活していることいことがわかりました。

 

どういうことかというと、例えば、親の代わりに、家事を完全に担うということです。要は、主婦の代わりに、家族の食事や洗濯、掃除などの家のことをやるということです。働く両親をサポートするという役割があり充実した生活を送っている、お子さんがいるそうです。

 

グレーゾーンのお子さんで、特性に理解のあるアルバイト先で、最低賃金より高い時給で、お給料をもらっています。福祉のサービスや恩恵をもらってはいませんが、実家暮らし、稼いだお金は、自分の趣味や貯蓄に回すことができるので、ご本人に困り感はないようです。

 

養護学校の高等部を卒業したあと、家事手伝いをするのもあり、サポート校を卒業したあと、アルバイトをしたり、専門学校に通うという選択肢もあります。

 

まずは、子どもの特性や特徴を親が見極めて、卒業後には、様々な選択肢があることを、子どもに、提示できるといいと思いました。今日は、いろいろな進路があることが、わかってよかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

3月に、妹のバレエの発表会があります。コロナ禍ですので、規模を縮小したミニ発表会です。実家の父母も呼びませんし、父と母だけ行けばいいと思っていました。

 

息子は、日中一時支援の日ですから、夕飯だけ、娘の好きな物を食べに行こうという話にしていました。

 

追伸

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