知的障害の人の残念で悲しい事件が立て続けにありました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。2月になり、少し時間に余裕が出てきました。観たかった映画スラムダンクに行ってきました。

 

すごく良かったです。27年前を、懐かしく思い出しました。昔を知っている人も楽しめますし、まったく漫画を知らない人でも楽しめる映画でした。自分一人で楽しめる映画、いい息抜きです。

 

今日のニュースで、残念で悲しい事件のことを、取り上げていました。ホテルで出産、生まれた赤ちゃんを殺害し、コインロッカーへ遺棄した、23歳の母親の裁判員裁判が開かれたというニュースです。

 

実は、この母親は、精神鑑定で、知的障害ではないが、知的にやや遅れのある「境界知能」だという診断がでたそうです。

 

被告人は、小さい頃から、仲間外れにされたり、いじめを受けていたそうで、「自分は社会が求める普通ができず、異常だと思っていた。自信がなかった」と、発言しています。自己肯定感が、とても低かったのです。

 

親御さん自身もいっていましたが、もっと早くに気がついて、支援をうけられていたら、悲しい事件は起きなかったかもしれません。

 

もう一つ、2021年に起こった、オレオレ詐欺に、軽度の知的障害の4人(16歳と20代の3人)が、受け子として利用され、逮捕起訴されているというのです。

 

障害者を犯罪に巻き込むとは、本当に腹立たしいです。

 

主犯の男に、声をかけられた16歳の少年(知的障害あり)が、知り合いの知的障害者に「仕事を手伝って欲しい」「詐欺なんだけど、人出が足りない」「バレないから大丈夫」などと言って、詐欺をもちかけたのだそうです。

 

知的障害者の4人は、犯罪と認識して加担していながら加担したため、「刑事責任能力あり」と判断され、障害があっても刑事責任能力はあるとの判断がでて逮捕起訴されたそうです。

 

障害があっても、成人であれば、情状酌量があっても犯罪を犯せば、罰せられます。

 

数少ない友達から、「一緒に仕事をしよう」と声をかけられ、その誘いを断れなかったのではないでしょうか。また、犯罪を犯せば、自分たちがどうなるのかということが、しっかりと理解できなかったのかもしれません。

 

知的障害ある人でもわかるように、触法について伝えていく方法は、何かなかったのでしょうか。残念でたまりません。

 

【今日のいいとこ探し】

 

スタバのバレンタインメニューの「フォンダンショコラ」。気にはなっていたのですが、なかなか飲む機会がありませんでした。

 

息子が、「早くしないと、バレンタインメニュー第2弾に、替わっちゃうよ」と教えてくれて、仕事帰りに駅で買ってきてくれました。すごく、美味しったです。

 

 

追伸

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