実家の親へも「視覚支援」が有効でした | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりの雨です。乾燥が続いて、庭の植物もそうですが、畑の野菜の生育にも影響がでていたので、恵の雨ですね。

 

実家の片づけを手伝っているのですが、両親が80歳を越えて、認知症ではありませんが、高齢のため、忘れっぽくなったり、意固地になって、人の話を聞かないことが増えてきました。

 

そこで、息子でとったきねづか、「視覚支援」をしています。

 

母のスマホに、LINEのアプリを入れてもらい、買うものの確認や電化製品の不具合などを、写真でやり取りしています。

 

文書で送るのは、メールやLINEより、FAXで送るほうが、すぐ見れるので、そちらを利用します。

 

「そういうのは、いまいち・・」と、二の足を踏むときは、動画や写真付きの情報をスマホで見せて、納得してもらいます。

 

また片付けも、捨てる箱、取っておく箱、誰からにあげる箱という風に、入れ場所を作って、一緒に片づけをしました。

 

捨てるものは、中が見えると、まだ使うといって、戻してしまうので、半透明の袋に入れて、外から、見えないようにしました。

 

父と母が、「使う、まだとっておく、どうしよう」というものは、無理に捨てず、でも、整理して見えるようにしまいました。見えなくなると、そのまま死蔵されてしまうからです。

 

物を捨てるのは、資源ごみの日に出せば、無料もしくは、有料袋に入れて出せるのですが、ゴミステーションまでが、少し距離があるので、軽トラックにゴミを積んで、町のゴミ処理場にもっていきました。

 

1キログラム、110円と処理費がかかるのですが、それにも体力もいりますし、目の前から無くしてしまう方がいいので、その都度、処理場にもっていきました。

 

父の行方がわからないと、母が心配して、電話をかけまくるので、息子と我が家が使っている、無料位置情報アプリ(Life360)を、父と母のスマホに入れようと思ったら、古い父の「らくらくフォン」には、インストールすることができませんでした。

 

今から、スマホの機種を新しくすると、父が使えなくなってしまうので、位置情報アプリをいれるのをあきらめました。こういうところは、難しいですね。

 

「視覚支援」は、誰でも見てわかり行動しやすい、安心を生むというのが、よく分かりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

お父さんに頼んでいた、プリキュアの福袋が届きました。ポストカードを入れるバインダーとはがき用のリフィールを、自分で「100均」で買ってきました。コレクションを、自分で整理できるようになってきました。

 

 

追伸

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