成年後見制度の勉強会に行ってきました | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、我が家のクリスマスパーティーをしました。主人と息子で、ディナーの準備を全部してくれました。今年は、娘のバイト先から、船盛チラシが届いたので、なんだか、すごく豪華になりました。

 

 

今日は、クリスマスですが、成年後見制度の勉強会に行ってきました。

 

以前、大幅な改正があるので、まだ、「成年後見制度」の利用を、見合わせた方がいいという記事をブログに書きました。

 

その続きです。法務省が「成年後見制度の在り方に関する研究会」を立ち上げ、2年後の2024年3月頃を目安に、抜本的見直しをはかっているそうです。

 

実は、日本は、今年8月の国連の障害者権利条約に関する初回審査の総括所見で、成年後見制度についても、厳しい指摘をされているそうです。

 

なので、民法改正を含む、抜本的見直しが入ることが予想され、今でている案としては、以下のように、いろいろあるようです。

 

○成年後見制度を廃止し、今行っている「代替意思決定(本人に代わって法的に権限が与えられた成年後見人等が行う)」を、「支援付き意思決定」にする。

 

○「適切な時期に、必要な範囲・期間で利用する制度の導入」を、すなわち、一度後見人をつけてしまうずっとでなく、「スポット利用」ができるようになる。

 

○社会福祉法人等による、個人でなく法人後見チームでの法人後見ができるようになる。ただ、身上監護している事業所と成年後見する事業所が同じというのは、「利益相反」問題になるかもしれない。また、ただでさえ、たいへんな業務なので、それだけの体力があるか心配。

 

○地域連携ネットワークを、市町村単位でつくり、後見人をサポートする体制をつくる。個別に、対応は難しいかもしれない、後見人等が1人ですべてを見なくてよくなる利点がる。財源をどうするかが問題。

 

○成年後見制度を、今使っている人がどうなるのかも、まだ何も決まっていないそうです。

 

色々な支援が考えられていることが分かって、少し安心しました。障害者の必要とする支援を、使いやすく使えることが大事だと思います。今後の進展を見守りたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が、水菜サラダは、じゃことサケフレークで、紅白にアレンジ。生春巻きは、もこみち流で豚ひき肉とエビで、手作りしてくれました。

 

どちらも、美味しかったです。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村