単語から会話につなげる一方法 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。実家からもらった大根、人っぽいです。大根っ葉が、綺麗だったので、ベーコン入れて洋風、油揚げとめんつゆで和風、シラスとごま油で中華風と、3種類のふりかけ作りました。

 


  年中のお子さんをお持ちのお母さんから、単語はでるが、2語文、3語文の会話にならないのがもどかしいと相談をうけました。


単語は、 「みる」「おちゃ」「パンマン」「チューブ」等、自分が欲しいものの要求はしてくるそうです。お母さんのわからない単語もいくつかあるそうです。


言葉でのコミュニケーションをとれるようにしたいけれど、どうすればいいのかというご相談でした。


お子さんの様子を詳しく聞くと、親や幼稚園の先生、お友達の言っていることはわかっていて、行動出来ているとのこと、なので内言語は育っていて、色々な言葉を知っているということです。


あとは、言葉をどう表出させていくかを考えてみました。言葉が出たので、それを使って欲しくて、「お茶」といわれたら、直ぐ冷蔵庫から麦茶を出してあげていたそうです。


なので、「おちゃ」と言われたら、「お茶ちょうだい」だねと言い直して渡します。他にも「ちょうだい」「ください」「欲しい」など、子どもが使いやすい動詞を教えていきましょう。


親が子どもに、食器を片づける時に「お茶碗ちょうだい」といって、お茶碗の受け渡しをすれば、「ちょうだい」という言葉を耳にする機会も増えるし、親がお手本になって動詞を教えることができます。


あとは、「おちゃ」の言葉だけで直ぐに反応せず、何回かいってきた後に、「おちゃちょうだいかな?」と聞いて、お茶を出す。


「おちゃ」だけだと親が反応してくれないと「おちゃちょうだい」を使うようになっていきます。


子どもの理解力もありますが、本人が必要性を感じて、親が意識を持って関わることで、会話や語彙は増えていくと思います。


【今日のいいこと探し】

 

親の会の作品展用の作品札、手書きでなく、パソコンでと言っていたのですが、今日から実際に打ちはじめました。


文字の大きさやフォントも考えて、入力していました。


追伸

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