LADです。今日h、土用丑の日だったので、うな丼の予定でした。生協で買った鰻が、国産でちょっと小さかったので、鰻牛にしてみました。子どもたちに、大好評でした。
高機能の成年のお子さんをお持ちの親御さんの悩みで、一番多いのが、「本人の希望の仕事に就けない時に、今後どうすればいいのか・・・」ということです。
障害が重い方は、福祉事業所へ就労する方が、ほとんどなので、行き場がないということは、ほとんどありません。1か所辞めても、比較的すぐに次に通うところが見つかります。
ですが、高機能のお子さんだと、自分の好きな仕事に就きたい、好きな会社に勤めて、やりたい仕事をしたいと、こだわりが強すぎて、学校卒業後、何年も働けていないという方が、多くいます。
希望の仕事に就けない時にどうするのかという件について、今まで聞いた例を挙げてみます。
○本人が納得するまで、親が意見しないで、ほっておく。
→言っても反発するので、実際にやらせて、無理だと悟らせる。例、鉄道会社に勤めて大好きな鉄道の仕事をしたい。社員募集している鉄道会社にエントリーして、実際に入社試験を受けさせる。落ちることを繰り替えしてもらい、無理なことを理解させる。
○お小遣いや、生活費を、十分渡さない。
→本人の求めるままお金を渡してしまうと、仕事をしなくても、楽しく、ラクなので、働く気にならない。欲しいものがあっても、買えない状況にする。○○が欲しいから、仕事をしよう、バイトをしようと、思ってもらう。
○自分の好きなこと、楽しいことは余暇。その余暇を楽しむために、興味のない仕事、やりたくない仕事でも、お給料をもらうために働くということを理解してもらう。
→一般企業や特例子会社に働く時には、この概念が大事です。これが理解できると、就職しやしくなります。
○お金の価値を理解してもらう。
→お金を稼がないと、わい出るものではない。1万円のものを買うのに、どのくらい働くのかを理解してもらう。子どものころなら、お手伝い。大人なら、1日バイトや短期バイトで、労働の対価をしってもらう。
○働かないなら、家事全般を引き受けてもらう
→掃除洗濯、料理等、本人やってもらう。親が働いてお金を稼いで養ってもらっているので、その分を家事で返す。
○希望している仕事について、つきたくてもつけないことがあると、理解してもらう。
→就職は、絶対なれるわけではない、できないこともあると理解してもらうことが大事です。一般就職だけが、就職でなく、福祉就労という道もあることを、伝えておく。
以上、様々な対応策があることが分かりました。自分のうちの子だったらと、具体的に考えるいい機会になりました。
【今日のいいとこ探し】
暑い中、相談支援事業所の月1回の面談日だった息子。前々回、面談日を間違えてから、次回の面談日を決めたら、母に連絡をいれる約束をしています。
今日は、終了時間に母が出かけているので、電話でなく、LINEでとお願いしたのに、電話をかけてきた息子。
何とか電話を取り、そのことを指摘すると、「うっかりしていました。お母さんに言われてたのに、ごめんなさい」と、すぐに謝ってくれました。
追伸
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