自閉症の子の「あるある話」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、久しぶりに雨が降りました。気温が高かったので、湿度が上がりかえって蒸し暑く過ごしずらくなってしまいました。


息子と同じ年か、それ以上のお子さんをお持ちのお母さんたちとの集まりで、自閉症の子の「あるある話」になりました。大人になって、落ち着いて、その言動がなくなったり、あっても些細なことになっていました。

 

○物を並べる

 →ミニカー、積み木、アンパンマンの指人形、缶詰、なんでも何メートルも並べていました。

 

○オウム返し

 →「お名前は?」ときくと「お名前は?」と答える。こちらが話かけたことばを、そのままマネしていました。「会話のキャッチボールがしたかったよね」という話がでました。

 

○クレーン動作

 →言葉が出ない子は、とにかくクレーン(大人の手を引いて、やりたいこと、場所へ連れていく)

 

○偏食

 →とにかく、本人が納得しないと、まったく口をつけない。子どもによって、ご飯だけ、うどんだけ、野菜は一切食べないなど色々。

 

○混ざったご飯を食べない

 →炊き込みご飯やチャーハン、カレーライスも、カレーとルー別々に食べたい。丼ものは、混ざるので苦手などなど。

 

○黄色いもの大好き

 →自閉症の子は、なぜが黄色いものが大好き。息子は、ランドセルが、レモン色(黄色)でした。パンツも、黄色が勝負パンツです。

 

○一番病

 →とにかく、一番出ないとダメで、パニック、怒り、泣きわめく、暴れる等、本当に癇癪がすごくて大変でした。

 

○マイワールドに行ってしまう

 →集中すると、周りが見えない。自分の世界だけで完結。親や兄弟、友達とは、一緒に遊ばない。やっていることを邪魔されたり、中断されることを嫌う。

 

○気に入らないと、自傷、パニックがすごい

 →言葉の無い子ほど、この傾向が強い。痛みに鈍感なのか、流血するまで頭を打ち付けたりする。

 

○集めることが好き。コレクションする

 →トミカ、プラレール、ポケモン・アンパンマンの指人形、カード等

 

○爪先立つ、飛び跳ねる、多動。

 →とにかく落ち着きがなく、じっとしていない。多動で、目が離せない。じっとしているのは、食事中か寝ている時だけ。口の多動もあり、ずっと話している子もいる。

 

○聴覚過敏

 →耳ふさぎして、動けなくなる。大勢の子が騒いでる教室には入れない。飛行機やバス、電車の音を怖がる。

 

○触覚過敏

 →化繊の服がきれない。締め付ける服が着れない。洋服のタグが苦手、切らないと着れない。手で塗るノリや、化粧品、薬のクリームを手で触れない。

 

○視覚優位

 →目に入った情報に引きずられる。文字で書いたり、LINEで送られる方が理解できる。見てわかる支援が有効。触って欲しくない、やって欲しくないものは、覆いをかけるなどで隠す。

 

○注意しても注意しても、何回も、ダメだということをする

 →わざとやっているのではなく、何故ダメなのか、何がだめなのか、本人にわかるように説明出来ていないので、繰り返してしまう。ダメということをした時の周りの反応が面白くて繰り返す場合もある。

 

あるある行動は、その当時は、本当に頭が痛い問題でした。親として、勘弁して欲しいと何度も思いました。でも、経験を積み、解決策や代替え案を本人も受け入れるようになり、今となれば、残っているものもありますが、それは、本人の個性として受けれています。

 

時間薬で、時間が解決することも、多々あります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

駅のスタバから息子が電話をかけてきて、「お母さんの飲みたがっていたダブルチョコフラペチーノがあるから、買っていこうか・・」ときいてくれました。お願いしたところ、息子のおごりで買ってきてくれました。

 

 

チョコチップが入っていて、すごく美味しかったです。息子に、感謝です。写真も、息子が撮ってくれました。

 

追伸

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